デコラのひとりごと。
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帰り道、自転車がパンクした。 なのに、どうしても今日中に送りたい荷物があって。 時間外窓口のある郵便局は歩くと片道30分近く。 どうしようと考えながらおでんを食べて。 なんとなく気が向いたので家を出た。 もう11時になろうとする時間だった。
車のライトの波に逆流して、ひたすらに歩いた。 多分、なんにも考えたりしなかったと思う。 時々、思いついたように時計で時間を確認した。 途中、ウォークマンを持ってることに気づいて音楽を聴く。 それからまた、どんどん歩く。 郵便局に着いて、荷物を出して、また同じ道を引き返す。 夜の空気はひんやりとしていて、ほっぺが少し冷たくなった。 でも身体の中はあつくて、頭がぼぅっとした。 ちょっとだけ足元がふらついてたかもしれない。
うちの前の街灯が見えた頃は、もう深夜0時近かった。 多分、ずっと無心で歩いてきたのだけど そのときにようやく意識がはっきりとして ホッとしたと同時に見上げた空にオリオン座がきらめいていた。
それはそれはとてもとてもキレイだったのです。 それが今日、どうしても誰かに聞いてほしかったこと。
decora
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