デコラのひとりごと。
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2003年05月05日(月) 三連休。

3日。
帰郷。途中まで母と姉が迎えに来てくれたので助かった。
昼頃に駅で待ち合わせて、それから買い物をする。
母が、珍しく自分のものを買っていた。
お母さん、もっとそんなふうにして
自分のためにお金を使いなよね。
私は貧乏なので今日は我慢、と思いつつ
可愛らしい靴を指をくわえて見ていたところ、姉が
「あんた、もうすぐ誕生日でしょ」と言って
そのピンクの靴を買ってくれた。
誕生日が近いことはわかってたけど、まさかプレゼントを
貰えるなんて発想がなかったものだから、
ものすごく嬉しかったのであります。

4日。
お父さんのお墓参りに行った。
せっせと掃除をしながら、
母と姉と私、普通にお父さんに話しかけている。
返事はもちろんないけれど、
お父さん、きっとこんなふうに言ってるよ、とか
勝手に想像して3人で笑う。

夜中にNHKで「未来少年コナン」をやっていた。
あぁ、そういえば、私の初恋はこの人だったよなぁと
思い出した。私、ホントにコナンが大好きだった。

5日。
昼過ぎまでダラダラと過ごしてから、家を出る。
GW最終日ともあって、最初は空いてたバスも徐々に混み合う。
人がたくさん乗ってきたところで、隣りの座席に置いてた荷物を
足元に移動させたら、タイミングよくそこに座ったおばあさんに
何度も何度もお礼を言われた。
当然のことをしただけなのに、なんだか恐縮してしまった。
聞くとそのおばあさん、本当はこの1本前のバスに乗っていたそうで。
そのバスの中では、みんな荷物を隣りの座席に置いたままで
誰もどかしてくれなかったらしい。
仕方なくおばあさんは途中下車したそうだ。
・・・なんだかなぁ。
世の中、そんなに冷たいもんなのか?と腹立たしくてせつない。
私だって、そんなに親切なほうじゃないし偉そうなことは言えないけれど。
これっくらいは常識なんじゃないのかなぁ?とか思う。
おばあさんは、バスの席を立つときも、バスから降りた窓の外からも、
何度も何度も私にお辞儀をしていた。
なんだかなぁ。本当にもう、普通のことをしただけなのに。
そんなに感謝されたら、逆にせつない。
お年寄りにめっきり弱い、今日この頃であります。
親が歳とったせいでしょうか。いや、自分が歳とったせい?

長い長い時間、バスとJRに揺られ。
ようやく、生活の場所・福岡へ着きました。
あぁ現実。現実なりね。明日からは仕事です。
がんばろー。おー。(←やるきなし)




decora