デコラのひとりごと。
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2003年04月15日(火) まぶしい。

寝坊して、大慌てで外に出たらびっくりした。
まぶしい。世界がまぶしいのである。
目もまともに開けられないまま自転車を飛ばす。
まるで、光の中を走っているよう。

昼休み、すっかり目は覚めていたけれど
やっぱり外はまぶしかった。
生まれたての緑が光に映えてまぶしかった。
私は目を細めたままで、煙草を吸った。

帰り道、おなかがすき過ぎて死にそうだった。
後輩とふたりでたこ焼き買って、道端で食べた。
生き返るというのは、こんな気持ちかな。
まぶしい光はすっかり失せて、
ぼやんとした街灯の下。
煙草のけむりがゆらゆらとのぼる。

そういえば、今日は幼なじみの友達の誕生日だ。
小学校に入学して、一番初めに喋った子。
あの子も今は一児の母。
最近は人の誕生日とか覚えるのすっかり苦手になったけど
昔の友達の誕生日ってなぜかずっと覚えてるよね。不思議。



decora