デコラのひとりごと。
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昨夜は、 3月20日付で揃って辞めてしまう先輩&後輩と飲みに行ってきた。 仕事の部署は違うけど、私はこの2人とは本当に仲良しで。 彼女らがいてくれた会社というのは本当に楽しかったし、 私の支えでもありました。
いつものように馬鹿話で大笑いしつつ 辞める理由の真実に衝撃を受けつつ 仕事に対するそれぞれの想いを真面目に語りつつ それでも結局また馬鹿話で爆笑したりして。
5〜6時間はその店にいただろうか。 食べ物も飲み物もカラになっていたけれど 私たちはなんとなく名残惜しくて いつまでもテーブルにかじりついていたい感じ。 買ったばかりの煙草も半分以上減っていて 「ようし、これ1箱あけるまで帰らないぞ」 なんて馬鹿言ったりして。
入社以来、ずっと悩んでいたことがあった。 それはよくある人間関係の揉め事なのだけど。 ふたりの女性の先輩がいて、そのふたりというのがとても仲が悪く。 幸か不幸か、私はそのふたりともに気に入られてしまった。 どちらとも好きだった。本当に。尊敬できる人たちだった。 だからこそ、板ばさみの状態というのは本当に辛くて。 仕事上はふたりとも直属の上司ではなかった分、まだ救われたけれど 女性の少ない社内では、各部署の女性同士の関わりが密接にあって 見て見ぬふりでは済まない何かがあった。 今回辞めてしまう後輩も同じ悩みを抱えていて、時々ふたりで 何時間もそのことについて話し合ったり泣いたりしたこともある。 会社は仕事をするところなのだから、わりきって付き合えばいい。 そんなふうに言う友達もいた。 でも、私にはどうしてもそう思うことはできず。 人間関係があってこその仕事、というのが私の考えだと思った。 どんなに辛い仕事も、人との繋がりがあれば頑張れると実感していたから。 結果的に、私はふたりの間でうまく立ち回れずに もうひとりの先輩とは誤解に誤解を重ねて、修復不可能なくらいに 嫌われてしまった。それがハワイで同じ班だった先輩なのだけど。
私はふたりの女性の良いところを知っていたけれど、当人同士は 結局最後まで、お互いの悪い部分しか見つけられずに離れてしまう。 多分、最後は憎み合っての別れだ。かなりの誤解を積み重ねて。 私は先輩の語った真実以外の真実を知っていたけれど、それは伝えなかった。 今更言ってもどうしようもないことだと思ったから。 悲しい結末だと思った。仕方のないことだとわかってはいても。
「ひとつの結末の上にもまた道は続いてゆくから。 これからはゴーイングマイウェイで前進していかなきゃね」 いつも親身に話を聞いてくれていた友達からの メールの返事にこんな言葉があった。
本当にそうだね。 これからはわが道を好きなように歩いてゆきたい。 それが私の私なりの結論。
decora
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