デコラのひとりごと。
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2003年01月12日(日) 忘れていた風景。

今日は昼過ぎ起床。
それからもダラダラと1日を過ごしてしまった。
こんな生活はもうやめようって思ってたのにな。

今日はすごく晴れていたみたいなのに
私が外に出たのは、もうすっかり日が暮れてから。
もったいないことしたなぁ。
と思いつつ、薄い星空を見上げる。
それからふと、お正月に見た故郷の空を思い出してしまった。
あれは、飲みに行った帰り道かな。送ってもらった車から降りて。
街灯もない真っ暗な道を恐がりながら歩いていた私。けれど、
ふと見上げたその空に、恐い気持ちはすっかり吹き飛んでしまった。
・・・田舎の冬空って、ホント綺麗だ。
今にも降ってきそうな星・星・星!
それはそれはもう素晴らしく。
ボケッと口開けて見入ってしまったほど。
この星空を、昔は塾の帰りや部活の帰りに普通に見上げていたのにね。

昔は日常的に見ていた風景を、忘れてる自分がいる。
枯れたススキの穂が風になびく原っぱとか。
寒い朝の水たまりに張った氷とか。
草に降りた霜を踏むとシャリッと音がすることとか。
都会では何故か忘れてしまう。そんな感覚。
都会にはないのかな。私が見逃してるだけ?
寒い冬の日にも、大通りのアスファルトは熱を持っている気がするよ。
こちらの空にも星はあるけど。月もあるけど。
なんだか色あせて見える今日この頃。




今日、すごくご無沙汰な友達から電話があった。
中学まで一緒だった子で、こちらにいることは知ってたのだけど。
積もる話に花が咲く。もうすぐ結婚するんだって。きゃー!
せっかく近くに住んでるのだから、もっと逢おうよと言い合った。
なんだか楽しいことになってきたぞ。





decora