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はいはい
ちょっと前に帰ってました炯です
あ、あのね電波が微妙に入るようになってましたよ! でもね浜まで出ないといけないの でもって、アンテナ一本立つか立たないかで
電話出来ないの(意味が無・・・)
で、でも進歩だ
あいかわらず猛烈に忙しかったです 都会では味わえない猛烈な紫外線の下で きりきり働いていましたが、去年冷夏で役に立たなかったのに 今年はクーラー様々の日々でした
しかしいつも盆には多いけど 今年はビックリするくらい人が多かった! 子供が多かった!よく考えてみたらひ孫の代なんだよね 今までは仕事で帰ってきてなかった孫が 子供が産まれた途端田舎に海山があったことを思いだして帰ってきた模様 ・・・・というのにさっき気づいた (自分がその立場でないから分かって無かったんだよ!)
そのうえ元々は8月頭だかに行われるはずの 港祭が仕切り役が替わったのを契機に お盆に行うことにしたらしく、えらいことになってました あからさまに町における年間予算の大半を使っているのらしき 花火に歌謡ショー・・・たしかに年間で気合い入れるべきは そこだけなんだけど使い方を間違っている気がする・・・
祭の概要的には 村にある神輿を近在の漁師が大漁旗で飾った船に乗せて 漁場を回る、そして神輿を陸に戻して餅をまく・・・というかんじ(いい加減) というか田舎はことあるごとに餅をまくんだけどね(笑) (堤防の上から砂浜に向けてまく、拾うのがプロ級のばあちゃんがいる) しかし、祭の日にちって変えていいのか?縁起物なのに?
で、他に変わったといえば寺 以前大々的に改造して、建物は奇麗になったが 様式は変わってなかった・・が ここに来て代替わりをした住職が頑張りだしたらしい・・ その人は本山で、そこそこの位置にいるらしく どうも、色んなことを仕入れてくるらしい(頼みもしないのに) 私は行かなかったが、親戚の初盆でお寺に参った母は
えらいインド式やった
という 分かるような分からないような感想を漏らしていた どうインドなのか聞いたら きらびやかな尺で水を汲んで どうこうしていて、その必要性がサッパリだったということだが 聞いているほうもサッパリだ
なぜかといえば、想像するに 最近、代替わりしても島には住まないので 墓石ごと都会へ持って帰ってしまったり 島にいない間に宗旨替えしたり 島には寺しかなかったから良かったんだけど、昨今 そんなことは言ってられないらしい なので、お寺さんは考えたんでしょう 威厳を保つために、宗教離れを防ぐために 島から門徒を流出させないために 立派な寺でいましょうって
・・・・・。
気持ちはわからんでも無いが また聞きした話によるとどーーも 民間宗教まで排除しようとする向きが見えて あまり好ましくない
共同体ですからね 他にも 荒神に庚申に講に色々あるんですよ (山に入っちゃいけない日とかきちんと決まってる) それは、いらないものだと言い聞かせている感じなんですよね 確かにそこを切ったらお寺第一になるんだけど なんで今お寺第一じゃなくなったかというと 寺に収まってる人に寄るところが大きくて そこを考えたほうが良かったなーと思うんですが
なにしろこの派の元々の教え自体が、死んだ人を拝むんではなくて 阿弥陀入来を信仰して救ってもらうというものなんで どっちかというと現世利益的なもの、よく言えば 合理的な精神安定装置、それを推し進めていくと 先祖を大切にするという、土着宗教とセットになった民間宗教を 崩すことになると思うんだけどなー 日本の宗教は地方色の強い物だから お寺が合わせる時もあるんだけどなー 今までは合わせていたはずなのになぁ?
狭いところで、地主やなんかの存在が無い場合 寺が上になるんですよねー、無い場合神社なんだけど 神社の方がごった煮感が強いのでそうでもないんだろうなぁ
あいまいだけど本気で書くとすごくなっちゃうので この辺りで止めておこう
だって
「この派の場合、ご先祖様は お盆に迎えることも送ることもしなくていいんです」 と、強く言い出したもんだから そんなこと教義はそうかもしんないけど そんなあやふやなものは歴史上、臨機応変で決まってきたんだから 土地に習ってればいいだろうが
と、不信感を持っちゃったので (宗教とはそんなもんなんだけどね、信じれば救われるんだよ イワシの頭も信心からって言うじゃない 反面、坊主拝むな袈裟拝め・・とかもいうけどね/笑) 前世とか来世とか信じないとかいうわけじゃないし 神様にだってかしわ手も打つ私、基本的には 漠然と「ある」「いる」でいいようなもんだと思ってる 背筋が勝手に延びるような場所では 理屈も何もいらないしね
そんなことを 燦々とした太陽の下で 野良帽(タレ&アゴヒモつき農作業必須アイテム)をかぶり 長そで手袋を着用し 洗濯物を干しながら盆に考える罰当たりな私でした
嫌な夏の思い出だ
2004年08月18日(水)
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