七竃雑記帳
桂木 炯



 響きが妙です





以前からずーっと欲しくて
それでも
とても後立派な値段だったので
買えずにいた本が
古書店にあったので衝動買いしました!

しかも、新版の方でした!

その本は
「食材図典」といいます

図鑑のように写真が多いんですが
辞典として使うもの・・という意味なのかな?
でも、
「ずてん」
という響きって何となくおもしろい気がしませんか?

実は2冊に別れていて
買ったのは生鮮食材編・・だから加工食材編もあるんですよ
ハムとかかまぼことか麩なんかがのってる
買いたいけれども元値は5千7百円+税・・・(無理だー)


中身は全面的リニューアルということで
なにやら見慣れない新しい野菜等が増えているようです
何が嬉しいって
中国野菜
韓国野菜とあるほかに
京の伝統野菜
加賀野菜
山形・信州・なにわ・沖縄・・と
細かく分かれています

1テーマ1見開きの読みやすさ
説明には必ず旬の時期と食べ方が書いてあります
「煮ると美味」とかね
キンカンの所に
「風邪を引いたときはキンカン酒を飲んで休むと良いと
 言われている」
書いてあるのを見つけましたが
民間療法じゃないんだろーか??

牛乳の所まである・・でもちょっとショックは
鳥肉のところ、鴨とかの写真がね
羽をむしった状態のがのってて、なんでウズラは
頭の毛がのこされてあるんだろう?とか
フォアグラの所の写真は
強制的に餌を食べさせているおばさんがいい笑顔で
やっぱりカルチャーショックです

さすがに辞典なのでなかなか読み切れない
でも、ちょっと時間のあいたときに
適当にめくって読むととてもオモシロイです


大人になった今、家に図鑑が無くなって寂しいんですが
(ほら、高校ぐらいになると捨てちゃったりするんですよかさばるから)
小さいころ図鑑好きだった私は
今も図鑑好きみたいです
なんかねーワクワクするんだよ本屋さんにいても
今の、図鑑てやっぱり随分昔と違うんだろうなぁ・・・


あと、加工食材のも欲しいけど
以前見かけたことのある「チーズ辞典」も
写真がキレイでたのしい
チーズはね、名前が投げやりでたのしいの

モッツァレラ→引きちぎる
リコッタ→二度煮た

でも、色がきれーいとか思うチーズは
大抵食べられないような気がする
山羊のチーズにカビのチーズに・・
うわー無理だー!


でも、この図典、お腹空いてるとき読むと
非常に悲しくなるので要注意・・です
あのね、天ぷらとかの写真もあるの
煮付けもあるの・・すごい美味しそうなの(笑)



 


2004年05月04日(火)
自己紹介 目録 手紙



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