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煩悩を打ち払うべく
別に修業に行ったわけでもないし 煩悩というほどのモノはない・・はず (妄想癖はあっても/それこそ煩悩だっての)
なんとなく 心を洗われてみようかなーと(汚れていたのか) 心の疲れを癒そうかなーと(何かあったのか?)
行って来ました
京都のお寺へ
しかも山奥
っていうか
あれ山
つか、まるごと山
しかも女一人で・・・ カップルで行くのもおかしいが若い女子一人もおかしいらしい なぜかといえば 山道のあちこちに 「女性の独り歩きはキケンです」という立て看板があるから つーか、そういうのは山に入る前に言ってくれ
場所はといいますと 京都、洛北は鞍馬山
はい なんだかすでにマニアックな香りがするのは 気のせいでしょうか? 天狗伝説とかそういうのを脇においても 説明自体がものっそい怪しいんですよ
以下、愛山料200円也(拝観料)を支払うと 貰えるパンフレットの「鞍馬山について」より抜粋
尊天とは「宇宙の大霊であり、大光明、大活動体」であり 私たち人間をはじめ万物を生かし存在させて下さる 宇宙生命・宇宙エネルギーであって・・・・etc
はい、難しいですね〜(流そうとするな) いやなんかもう、何にでも「大」ってつければ 良いというものでも無いとかそういうのは抜きにして
簡単に言いますと お寺うんぬんでなく山の力に意味のある場所なんですね 霊山です、富士山のようなものですね(本当か?) だから えんえん山道を歩くわけですが
鞍馬から下って貴船神社というコース ですが まず 一気に上まで上がるんですよね しかもケーブル使わずに行ってみました
九十九折の参道を ↑ (やたら多いカーブを表す雅語)
とにかくでかい杉の木のある神社にまず到着 山の入り口にいきなり神社 上は寺、日本てほんと神仏混合で柔らかい国だなと 心底思えます、霊山は、どの宗教でも霊山として使っていいの 聖地の取り合いしなくていいんだよ 特に鞍馬は門戸が広いみたいです
本殿の先には霊宝殿(月曜休館) 鞍馬山の標本&仏像展示 というか 鹿の剥製が空気にさらされてて良いものなのか ものすごい不安だった
本殿から奥の院まで(奥の院魔王殿てすごい名前) 下りの山道が半端ではないんですが ぬかるんでるうえに落ち葉でそれはもうキケン この先クマでますとかマムシでますとかも 書いてある・・・でも道はちゃんと整備されてる こーいう所に行くと、どうやって石材を運んだのかとか 考えるのは私だけでしょうか??
そうこうするうちに 大通りを車が行き交ってるのか?と錯覚するほどの 「ざわざわ」した音が・・・ 貴船は川床で有名ですよね 水量が凄いんで、流れ落ちる音も凄まじい・・というわけです もうさすがに床は上がっていますが 今はライトアップ時期のようで 神社の境内にも等間隔に紙で出来た灯籠がありまして(料亭の名前入り)
夜は素敵だろーなー でも、お金持ちのお忍びでないとこんなトコ来ないなーと
お前、さっき煩悩はらったばっかりじゃねぇのか?的な突っ込みを 心に描きつつ 貴船神社に到着
水に浮かべると文字が浮かび上がってくる 名物の(?)おみくじもしました(水の神社だし)
が、しかし
病→治る(超簡潔) 縁結び→人に頼むと良し(えぇー?ここまで来て他力本願??) 恵方→北(言い切る)
という電報式のような簡素さが 気迫のようにも感じられて清々しかったです 貴船に行かれた際はぜひ というか、川床以外の時期行くと微妙かも知れませんが・・・ 冬は無理・・・そんなとこ(連絡バスも12月から2月は運行休止だし)
とにかく山歩きでした 宝物殿なんかも回ってましたが それ入れても 5時間弱のコースでした
でも、本殿とか その付近では私、写真撮ろうとも思わなかったんだよね 一種、異様な磁場はありましたよ 山道も、昼尚薄暗く・・・という感じですから
つうか
鞍馬山、人いなさすぎ(本殿にいなかったよ人・・・恐)
派手な観光スポットではないらしい 貴船は人が多かったのに・・・
一応何枚かは 別館の方で写真をあげてます 荷物になるんで携帯だけだったので 写りはいまいち・・・紅葉は例年なら見ごろな時期 しかーし今年は異常気象で 紅葉するまでに葉っぱが枯れて落ちてってるのだそうです うーん・・そんなでまともに冬越せるのかな木って?? なんか心配
2003年11月12日(水)
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