今日もガサゴソ
INDEX戻る進む


2009年05月02日(土) ディサービス二回目

父が先週でかけたディサービスで何か不満があったらしく
懸命に「拒否」をするのでそのわけを探りました。

父は言語に障害があるので
自分の言葉であれこれ説明することができません。
幸いなことにYes,Noは、はっきりと表明してくれるので
父が嫌だと感じた幾つかの点がわかりました。

横になった状態で入浴するリフトが怖かったこと
車椅子に座っている時間が長くて辛かったこと
リハビリが痛かったこと

あまり父にしつこく聞くのも
マイナスの感情を増大させる気がしたので
ヘルパーさんたちにもディサービスやお風呂に関する話題を
避けてもらうようにお願いし
水曜に予定していた二回目のディサービスをキャンセルしました。

それから、ディサービスから戻った父の様子に関して
くわしくケアマネージャーに伝え
後から私が施設を訪問して
父が利用させてもらったお風呂などを見学させてもらいました。

いろいろ相談した結果
坐って身体を洗い、車椅子ごとリフトで入浴できるお風呂を試してもらう
湯船に入るかどうかなどを父に尋ねた上で
父が納得しながら次の動作に移るようにしてもらう
横になって休む時間を増やす
横になっているときにテレビをそばに置いてもらう

手間のかかることではありますが
ディケアに出かけてゆくことや入浴で受ける全身の刺激が
父にとって必要不可欠で良い効果があることなので
なんとか父の身体や心に沿ったサービスを受けられるように
施設側も心を砕いてくださいます。

昨夜と今朝、父には
ディサービスでは看護師に体調を見ていただけること
その情報が病院へも通じていること
ディサービスに行くことができなくなった場合は
毎週、看護師の訪問をお願いすることにしなくてはならないこと
先日、ディサービスで辛かったことに
いろいろと対応してもらえることを伝えました。
父が嫌だ、辛いと思うことを無理強いするのは本意ではないが
しばらくの間は、いろんなことを試して
気持ちよく過ごせるようにお互いにがんばったり工夫していこう
一度嫌だったからといって辞めてしまうのは残念だということなど
ゆっくり話しました。

父も、小さくうなずいて
二回目のディサービスに行ってみることに同意してくれました。
今朝のお迎えの時に、父が拒否した場合はキャンセルするつもりでした。



今朝、ディサービスのお迎えのとき
父はきっぱりとした顔つきで出かけてゆきました。
帰ってきたときも、さっぱりした顔つきでした。
先週のように不満を表明することはありませんでした。

坐った姿勢での入浴は、やはり姿勢を保つのが難しく
また、水圧に負けてしまうので
半身浴のような形になったそうです。
でも、父が納得してくれているならそれで良し。
前回は怖かったというリフトの良さも理解してくれるかもしれません。


今日良かったなと思ったこと
父がディサービスに行き、お風呂に入れたこと。
父が出かけている間に
母を伴って亭主の実家に行ったこと。
義母と一緒にお昼を食べにでかけて愉快だったこと。


ふくろうボタン
MAIL