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| 2009年04月23日(木) | ハンコ |
実家から持ってきた荷物もかなり片付いたように見えて
（ダンボールごと押入れに押し込んだものも数ある〜〜）
私もやっとのことで、アトリエの巨大な机やミシンテーブルを
きれいに片付けて、ちょっとした作業なら出来るようになりました。
そうしてホッとしたところ、一昨日だったかな？
母が色紙の入った額を持ってきて
地震のときに落下して額が壊れてしまっていると言いました。
父の上司だった方が母の短歌を気に入り、
水墨画の色紙に仕立てて下さったのだそうです。
額はボンドをつけて紐か何かで縛って固定すれば
どうにか修理できそうでした。
額を修理していたら
母が小さな白い石を持ってきて
これでハンコを作って欲しいといいました。
もう随分前に母の名前の一文字をとって
ハンコを作ってあげると言ったのに
「桂」という一文字が以外に難しく
なかなかうまく彫ることができなくて
字を書いてよーーなんて言って放置していたのでした。
父もアレコレ文字を探したり
パソコンでデザインを試みたりしたらしいのですが
ハンコを彫るところまでは行かなかったみたい。
額が直ったら、色紙の短歌の横の自分の名前のところに
小さなハンコを押したいのね。
そうなったらもう、すぐやるかー！
とっととアトリエに上がって､ハンコを彫り始めました。
ハンコといっても１センチ四方くらいの小さなものだし一文字だし。
文字は....相変わらず難しいのだけれど
下手な字を「味」ということにしてリューターでブ〜〜ン♪
リューターは歯医者さんの歯を削るようなお道具です。
これを手に入れる前は、錐とカッターを使って彫っていました。
リューターで彫ると、早い早い！
小一時間でハンコが出来上がりました。
気楽に作ったのだけれど
母が気に入ってくれて、さっそく色紙にちょんと押していました。
良かった良かった♪
