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| 2009年04月14日(火) | リフト |
父の介護用のベッドの頭のほうに
リフトが設置されました。
ベッドの重さを利用して固定しているので
安定性が高いのだそうです。
きちんと注意事項を守れば、ゆっくりスムーズに
父をベッドから車椅子に移すことができます。
車椅子からベッドへ戻ることも楽にできます。
父はこんなものは使いたくないというのですが
椎間板ヘルニアの母と
頚椎ヘルニアの娘ふたりではどうにもならない。
リフトで移動することには不安があるようです。
これは慣れてもらわないとね。
私と母も慣れないとね。
ゆっくり説得しようとしていたら
チビ助がやってきて
大きな声でおじいちゃんに話し掛けました。
おじいちゃん、おかあさんはね
左手がバカになってしまってもう重いものはもてないんだよ
痛くてうごけなくなったりするんだよ
おじいちゃんはリフトがこわいかも知れないけど
こんないいものを使っている人は
滅多にいないんだよ
すごい機械なんだよ
おじいちゃんはこんな機械に助けてもらえて
運がいいんだよ
これをつかってがんばろうよ！
いやいやグズグズしていた父でしたが
可愛い孫の言葉にはウンウンとうなずいてしまうのでした。
もう少し、がんばって使ってみようね....（ｳｼｼ）
夜８時ごろ、父がベッドから起きたいといいました。
増築した家を見て回りたいといいました。
３階に行く！
ん？３階はないよー
建て増したべや
あー、お庭のほうに床を広げたんだよーー
んがー
それでもまぁ、増築部分をじっくりゆっくり
車椅子で見て回って
少し食べて、父は満足そうにベッドに戻りました。
興味や好奇心があるというのは
素敵なことだなと思いました。
