朝八時に出発。高速道路を使ってお昼前には実家に到着。
いやー、早かった早かった。
実家に着いて、適当に昼ご飯を済ませて
まず、実家の犬の引越しに着手しました。

実家には２匹の１１歳半になる犬がいて
その子達は、私たちの家に遊びに来た弟が公園で拾ってきた雑種犬です。
歳も歳だし、二匹で群れを作っているという意識があるのか
人間の子ども嫌いで、また、身内以外の人間に気を許すことはありません。
幸いにして、実家を引き払うにあたって
伯母が引き取ってくれるというので助かりました。
我が家ではキルト君の鳴き声の悩みがあり
犬の騒音がご近所トラブルの火種でもあるので
さらに二匹の元気な犬を連れて行くのは困難なのでした。
母が二匹に喉の手術をしようと決心したのですが
伯母が事情を察して引き取ってくれるというのでした。
伯母は生来犬嫌いだったのに
実家にやってきた犬たちに慣れて
いつもゴージャスなおやつをふるまってくれるので
犬たちも伯母には甘え放題だったのでした。
伯母は鹿もクマも出没する山の中で暮らしているので
気配に敏感な犬たちは役立ってくれると思われます。

連れて行かれた犬たちは、
二晩落ち着かない様子で吠えたり
明け方に騒いでみたりしたようでしたが
縁側から伯母が顔を見せると安心して新しい小屋に潜って眠ったようです。
ご近所の面々が新しい２匹の住人（？）に大変に関心を持って
わいわい集まって（！！）、
犬を飼うのははじめての伯母にアドバイスをくれるそうです。
知らない人たちがどんどんやってくるので
すぐパニックを起こしてしまうメスのももちゃんが
繋留の金具をぶっちぎって脱走したりなど
小事件勃発でご近所様も伯母も新鮮な話題に賑わっているようであります。

それから、オスのぶんちゃんは
生まれながらに少々受け口なのでありますが
それを目ざとく発見したご近所様もありました。
そしてそれを名づけて「ズレ最中」....
なんというドンピシャリな表現であることか....
これから最中を見るたびに、ぶんちゃんの可愛い口元を思い出すことでしょう。

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