今日もガサゴソ
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窓を開けて暮らしはじめて嬉しいのは 家中の空気が新鮮に感じられること。
庭からカエルの鳴き声がして それが聞き覚えのある鳴き声で あ、あのここの冬も越したんだなって思う。
タバコを吸わなくなって 眠る前に窓を開けはなって 夜空を眺めることがなくなったんだっけ。 アトリエの大きな窓を開けてみようか。 この頃、アトリエに入ることもまれで クローゼットの片づけをしようと 古い書類の入った段ボールやなんかが散乱したり 読みかけたり、買いっぱなしのキルト誌が 床のあちこちに積み上げてあって つまづきながら大窓にたどりつく。
窓を開けると 団地の向こうの田んぼから カエルの合唱が聞こえてきた。
そうだ、この頃、田んぼに水が入ったんだ。 田植えが始まっているんだった。
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