今日もガサゴソ
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もう10年以上過ぎてしまったけれど ジェーン・カンピオン監督の映画 「ピアノ・レッスン」のことを いつも考えています
自然光で撮影された風景の美しさ 潮の満ち引きのように 圧倒的で、そして静かな音楽 何よりも凄いと感じるのは、その物語
登場するひとりひとりに その人の背負い選んだ人生があり それらは複雑に重なり合い 悲喜劇を醸し出してゆく
新潮文庫ででいる原作(脚本)をまず読んで そのあとに、映画をみました 脚本では原住民の会話が主要な人物たちの感情を 深く突いていて また、彼らの文化の香りが 物語に神話的な要素をあたえているように思いました 映画ではかなり省略されているのが 惜しいなと感じましたが 省略されることでスピード感も生まれているようでした
文章から味わう物語と 映像から味わう物語とを堪能した映画でした
ボンヤリと「物語」のことを考えていると いつも、この映画のことを思い出します
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