今日もガサゴソ
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子供の頃、お盆といえば おじさんの家に行っていとこと遊んだり ボタン屋に泊まり込んで お墓の手入れをしたりお参りをしたりするのに ついて歩いたはずなのに いつの間にか 私の意識の中から「お盆」とか「お彼岸」といった 大切な行事がかすかに薄れてしまって とても困っています。
亭主の実家では お盆中は毎日お墓参りをします。 お供物を供えて、お線香をたき 拝んで、お供物をその場で食べます。 初めと終わりにはお寺にも参ります。 お寺の奥には 檀家の小さなお仏壇が本棚のように並んだお部屋があります。 小銭やお菓子を供えてカネをならして拝みます。 親戚のお仏壇も回って拝みます。
これほど丁寧なお参りをしたかどうか 私の記憶にはナニも残っていないのです。
チビ助は 私の実家には仏壇がなかったと云いました。 彼にとっては ろうそくがきれいだったり、お菓子や果物がいつでも手に届く お仏壇は嬉しいものらしい。 小さい手をあわせてナムナムとうつむく姿はとても可愛い。
お盆中やお彼岸の時は お仏壇に供えるお膳も特別で 盛りつけやお供えするお膳の向きも知りませんでした。 お料理そのものも 私が知っているものとは違っていて 分量も桁違いで、私はまるで役に立たない嫁です。
お掃除くらいお手伝いしようとしたら 二人の人が同時に掃き掃除をすると縁起が悪いそうで 姑に「オレを殺す気だな」と叱られてしまいました。 万事その調子なので 亭主の実家では皿洗いに徹しています。 お湯で洗う、 ふきんで拭く、私のしないことばかり。 食器を洗う桶でふきんを洗って叱られたこともあります。 口うるさい親に育てられたけれど、 こんなにアレコレ指図を受けたことはなかったので 殊勝な気持ちは失せて うんざりしています。
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