・サザン、4人の再進撃 「いざ鎌倉!!」建長寺でシークレットライブ ◇腰痛…ツアー不参加「毛ガニ」の分も!! ◇25周年の夏“みんな盛り上げてよ〜”−−フジ「27時間テレビ」企画
今年デビュー25周年を迎えたサザンオールスターズが28日、神奈川県鎌倉市の建長寺でシークレットライブを行った。この模様はこの日スタートしたフジテレビ「FNS27時間テレビ みんなのうた」内の特番用イベントとして行われたもの。約2500人のファンが声援を送る中、夏の全国ツアーを前に約2年半ぶりの再始動となった。またパーカッションの「毛ガニ」こと野沢秀行(48)が腰痛でツアー不参加となることが発表された。 ◇母校隣の思い出の地 桑田「夢でした」−−新曲もナマ披露 サザンが“フライング再始動”だ!8月16日スタートの夏の全国ツアーでの活動再開を発表していたサザンが、突然のゲリラライブを敢行。約1カ月半早い始動で、会場とお茶の間のファンの度肝を抜いた。 ボーカルの桑田佳祐(47)の「いざ鎌倉!」の掛け声の下、建長寺に集まったメンバーたち。オープニング曲「HOTEL PACIFIC」のメロディーに乗って、重要文化財に指定されている三門2階の回廊にアロハシャツ姿の桑田がド派手に登場。 桑田は「みんな鎌倉にいらっしゃーい!きょうは夏のツアーの前哨戦。ここでみんなに会って勢いつけていくよー」とノリノリ。三門下に設置された幅29メートル43、高さ1メートル35の特設ステージで「勝手にシンドバッド」「みんなのうた」など全13曲を熱唱。鎌倉の山々に桑田のパワフルな歌声がこだました。 建長寺はもちろん、鎌倉市内でも初ライブ。隣には桑田の母校・鎌倉学園高校があり、楽曲「鎌倉物語」、アルバム「KAMAKURA」などサザンと縁の深い場所であることから再始動の場に選んだ。桑田は「ここでのライブは私の夢でした。思い出の場所であり、いつか帰ってこられたらと思ってました」と話した。 集まったファン2500人は、寺に集まる前に鎌倉市内でのクリーン作戦に参加。スタンプラリーにいざなわれて寺に集結したが、この日のステージは知らされていなかっただけにびっくり仰天だ。 このライブは「…みんなのうた」内の特番「桑田佳祐の音楽寅さん〜MUSIC TIGER〜」の企画で、この日深夜に放送。番組内では7月23日発売の新曲「涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜」もテレビ初公開された。 ◇「このメンバーでよろしく」 桑田の「いざ鎌倉!」の呼びかけを「いざキャバクラ!」と間違えて同寺に来ることができなかった野沢――。実はこれは番組内での設定。本当は腰痛のためこの日のライブと夏の全国ツアーを欠席することが決まっていた。 この件は番組内で正式に発表され、すでにファンクラブにも通知されている。 持病のヘルニアが再発したもので、過去にも96年の全国ツアー「ザ・ガールズ 万座ビーチ」に参加できなかったことがあった。野沢抜きで行われたこの日のライブでは、桑田が「今年のツアーはこのメンバーで回りますんでよろしく」とあいさつした。 ■キーになる言葉 ◇建長寺 鎌倉五山の第一位とされる臨済宗建長寺派の総本山。鎌倉幕府5代執権の北条時頼が1253年に建立した日本最初の禅寺で、今年創建750年を迎る開山は宋の高僧・蘭渓道隆で、後宇多天皇から大覚禅師という禅師号を賜る。総門・三門・仏殿・法堂などの主要な建物が中軸上に並ぶ禅宗様伽藍(がらん)配置。梵鐘(ぼんしょう)は1255年に大和権守物部重光が鋳造したもの。大覚禅師による銘文が浮き彫りにされている名鐘で、国宝に指定されている。
◇「桑田佳祐の音楽寅さん〜MUSIC TIGER〜」 00年10月から01年3月まで全24回放送。桑田とユースケ・サンタマリアが出演する音楽番組。01年10月にも4回だけオンエアされた
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