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2003年06月26日(木) くもり

・咳がとまらーーん。

・ランチ。2F洋食。サラダランチ、¥850。最近多いのね。サラダ食べさせてくれるとこ。ウマカッタっす。

・曽我部恵一「瞬間と永遠」25日[水]発売
 時間と空間がクロスするなかで生きるということ
 人生の意味を想起させる曽我部のニュー・アルバム
 ⇒ http://www.j-pop.ne.jp/review/index_frame.php?seri=UPCH-1258

・MOOMIN「Rise Again」25日[水]発売
 ISLANDレーベルに移籍後、初となる待望のアルバム
 今回はアッパーでパッションが感じられる1枚
 ⇒ http://www.j-pop.ne.jp/review/index_frame.php?seri=UPCH-1260

・MONDO GROSSO「Next Wave」25日[水]発売
 BoA、Kj、UAをフィーチャーした楽曲ほか全14曲
 存在感を放つダンサブル・チューンによる超強力盤
 ⇒ http://www.j-pop.ne.jp/review/index_frame.php?seri=AICL-1427

・Johnny's Webの雑誌とTVの欄も「元カレ」絡みで更新

・6/25 テレフォンショッキングのゲストの渡辺満里奈さんに剛さんからお花

・桐野夏生「グロテスク」 ***
自己破壊へと向かった女の物語。6年前の「円山町OL殺人事件」を作家・桐野夏生が報道とは違った視点で見つめ、独自の創造を織り交ぜて小説に仕上げた。
http://www.walkerplus.com/c/th.cgi?url=tokyo/book/
桐野夏生
'51年石川県生まれ。作家。'93年「顔に降りかかる雨」が第39回江戸川乱歩賞を受賞し、本格的に活動を開始する。'98年「OUT」が大ヒット、多メディアに展開。'99年「柔らかな頬」で第121回直木賞を受賞
「グロテスク」文藝春秋 1905円
有名私大出身、大手G建設に勤めるOLが絞殺死体で発見された。その高校時代の同級生“わたし”が語り部となり、彼女の過去を回想していく
「昼はOL、夜は娼婦」。センセーショナルなうたい文句を躍らせ、各メディアがこぞって報道した「円山町OL殺人事件」。6年の月日が流れ、風化しつつある事件を作家・桐野夏生が報道とは違った視点で見つめ、独自の創造を織り交ぜて小説に仕上げた。週刊文春で1年半にわたり連載した「グロテスク」がそれである。
「あの事件自体にはリアリティを感じなかったんですが、世の中の盛り上がり、特に男性たちの異様なまでの興奮に違和感を抱きました。取材で事件現場を訪れた時も、佐野眞一さんが書いたノンフィクションを読んでマニアになったという男の人がいて“彼女はここで何を考えていたんでしょうか”とか言うわけですよ。いったい何が彼らをそこまでひきつけるのか、それを探ってみたいと思ったのが執筆のきっかけでした」
 物語は主人公“わたし”が、過去や登場人物について一人称で語るスタイルで始まる。怪物的な美貌の持ち主であるユリコを妹にもったことで、ひねくれてしまった“わたし”。彼女が見くだし、毛嫌いする人物が、のちに娼婦に身を落とし殺されてしまう名門女子高時代の同級生・和恵である。
 「エスカレーター式の学校というのは、下から上がってきた人と途中から入った人との間に確執があると聞きました。殺された女性もその渦に巻き込まれ、自我をへしおられてしまったんじゃないかという仮説を立ててみたんです」
 夢見て入学した高校生活で和恵を待ち受けていたのは、美しくも豊かでもない者へ向けられる冷笑と軽蔑。彼女と変わらない立場にありながら“わたし”も一段高いところから和恵を見ている。相当に底意地の悪い女なのである。
 「世の中にはちっちゃな差別がたくさんあると思うんですよ。勉強のできるできない、スタイルのよし悪し、美醜、住んでいる場所。世の中の差別や、理不尽すべてを作品に詰め込みました」
 その差別に耐え、勉強を重ねて大企業に入社した和恵だが、かわいい子がもてはやされ、自分の存在価値がまったく見つけられない。そんな彼女が最終的に選んだもうひとつの道が娼婦だった。
 「和恵が“誰か私に声をかけて。かわいいと言って”と心の中で叫ぶシーンがありますが、その気持ちわかる! とシンパシーを感じた女性が多かったようです。結局、女性に求められるのは才色兼備であること。時代は変わったのに私が若かったころと何も変わってないな、という印象がありますね」
 何も和恵が特別なわけではない。誰もが彼女になってしまう可能性を持っているのだ。そういう角度から物語を読み解くと、男たちの目線で報じられてきたあの事件が、自己破壊衝動に駆られた女性の悲しい物語に思えてくる。
 「真相はどうなのかわかりません。ただ、手のひらからこぼれ落ちた砂を私なりにすくいあげることはできたと思いますね」
 ユリコの手記、和恵の日記、そして事件の容疑者チャンの上申書を紐解きながら物語はラストへ向かっていく。過去最高のページ数で読み応えは充分だ。既成概念をリセットして手にしてほしい。

・「フリーダ」東京試写会(10組20名様)http://www.frida.jp/
伝説のメキシコの女流画家フリーダ・カーロの生涯を映画化したドラマ。
主演のサルマ・ハエックは2003年アカデミー賞で主演女優賞候補になった。
http://www.walkerplus.com/movie/shishakai/?t=frida/
メキシコの女流画家の生涯を描く伝記ドラマ
「ワイルド・ワイルド・ウェスト」('99)などのサルマ・ハエックが、伝説のメキシコの女流画家フリーダ・カーロを熱演し、2003年のアカデミー賞で主演女優賞候補に選ばれた人間ドラマ。 18歳の時に、交通事故で瀕死の重傷を負ったフリーダ。彼女は両親から与えられた絵の道具を手に取り、抑えていた感情をキャンバスにぶつけることで、絵画にめざめていく。メキシコを代表的する芸術家の波乱の生涯を映画化したのは、「タイタス」('99)で絶賛を浴びた女流監督のジュリー・テイモア。また、主演のサルマ・ハエックは製作も担当するなど、彼女らの熱い思いがこもった力作だ。
○開催日時 7月16日(水) 18:30開場 19:00開映
○開催場所 丸ビルホール(JR東京駅丸の内口下車、地下道より直結徒歩3分)




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Uchiki Ai