精神科に通っている担当の女性が ここ2週間ばかり様子がおかしいのです 痴呆が始まった頃の表情かもしれない 今日はそう思わせることがありました
依存症で とにかく何から何まで決めてもらわないと 動けない けれど自分というものも持っていて 自分の決めたものを相手が選択するまで 「どうするの?」と聞き続けているところがあります それは痴呆とは違い 生活習慣を保とうとする意思と 新しい情報を受け入れるときの不安というのが 対応していて感じ取れるのですが 今日も いつものようにたっぷりとお茶を入れてもらっていて (それは彼女の精神安定なので 前にも日記に書いたけれど そうすることに決めたのですが) お茶の入ったコップの中にスプーンが2本 浸けてあったのです お茶でコップが全部ふさがっていたからかな なら減らせばいいのに・・・なんて思っていました でも ちょっと今までにない行動です いつもの緑色のコップがなくて どうしたのか尋ねたら 食器棚にあるというのです 確かにありました でも どうして? いつもの場所にしまおうと 目線より上から取り出したら お茶が目いっぱい入っていて そうとは知らずに手早く引き寄せたものだから すっかりこぼしてしまったのです あらら 何でこんなことを?と 隣においてあったご飯茶碗をよけようと急いで取り出したら それにも並々とお茶が・・・あぅっ 見えない高さだから 棚の中がびっしょりです これはどういう意味だろう お茶のことでは 色々あった私たちなので じっくり聞かないと・・・ 『このお茶は どうしたかったのかな?』 「お茶がもらえなくなるからそこに置いた」 『お茶碗にも入っているけど 自分でしたの?』 「・・・・わからん」 『とにかくお茶がいっぱいほしかったということかな』 「・・・・わからん」 責めているわけではないけれど 自分でもおかしなことをしたと思ったのでしょうか 答えなくなってしまいました いつものように歩いていても 「なにしてんの?」 と何度も聞きます 『お散歩してるのよ 今日はどこまで行きます?』 「わからんな」 いつもなら ここはどうだろうあそこはどうだろうと 話し合って決めるのですが 自分が何をしているのか 本当にわからない様子です そういう時の目が 大きく見開いて きょとんとしているのです 帰り際に口腔ケアをして いつものパターンで 梅ジュースを飲むからと 先回りして入れてあげたら 「これどうすんの?」 と聞くのです 『えっと・・・いつも入れ歯の後で飲んでいるけれど 今日はやめておく?』 「飲まんよ 何も飲まんよ」 と 見向きもしないで行ってしまうし・・・ ええええ あれほどこだわっていた飲み物を どうしたのかな・・・常に冷蔵庫が 梅ジュースでいっぱいじゃないとパニックになるのに 確かに金曜日のままジュースが減っていないのです 依存症であって いつもすることをしなくなるのは 少し不思議な気がします そういえば 娘さんが「電話の回数がめっきり減って 良かったです 落ち着いてきたんでしょうね」 と言っていたっけ・・・それって もしかしたら 電話をすること自体 わからなくなったということ? ・・・かもしれない 少し様子を観察するべきかもしれないですね 痴呆が進行して 問題行動を起こして 怪我をするようでは本人に良くないですものね
対応の仕方に柔軟性を持とう〜
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