いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2004年02月19日(木)  仲裁


 いつものように担当女性の部屋に
 元気良く入っていきました
 いつものようにお隣さんが座っていて
 お2人でお出迎えです
 担当女性もそうですが
 お隣さんも 精神薬を服用しています
 ですから ある意味お2人で過ごす良さがあります
 それはまたいつかお話しするとして・・・

 私がジャンバーやトレーナーを脱ぐために
 隣の部屋のふすまに隠れて もぞもぞしていると
 「・・・・あった」
 「・・・・あった ノートにはさんで」
 ん?何かな?と思って覗いたときには
 お隣さんが(Nさんとしましょう)
 担当女性(Yさんとします)の部屋の
 冷蔵庫をおもむろに開けて
 中を覗いていたのです
 なに?こんなこと無かったのに と
 様子を見ていたら Yさんの牛乳を1本取り
 部屋を出ようとしたのです
 後を追いながら YさんとNさん掴み合いです
 それを振り切って 行ってしまいました
 さぁさぁ こうなってはYさんが大変なことに・・・
 「牛乳持っていったらあかんて なんでや?
  とりかえしてきて 早く持ってきて」
 私に命じるのですが 私は何がなにやらわかりません
 落ち着いて まずはYさんの話を聞きます
 『どうしてYさんの牛乳を持っていったの?
  差しあげたの?』
 「あげんあげん わからんがもっていってしもうた」
 『持っていってしまう前に 何かお話してた?』
 そこで少しずつあったことを話し出しました
 昨日の午後のこと 献立表がノートにたたんでしまってあったのに
 献立表が無いと騒いで Nさんがたまりかねて
 事務所に取りに行ったらしいのです
 そうしたら今朝になって ノートに挟まっていたことが判明
 Nさんはかねてより Yさんの人使いの荒さに
 耐えかねるものがあったらしく(後の指導員談)
 とうとう堪忍袋の緒が切れた・・・らしいのです
 献立表を取りに行ったお礼に持って行ったのだろうとYさん
 Yさんの話を元に 私の推測も交えて
 そんないきさつだったのだろうというところなのですが・・・
 とにかくYさんは牛乳が1本しかなくて
 計画通りに飲んでいるものだから
 明日の分が無いのなんのでパニックです
 そこでNさんのお宅へ様子を見に・・・
 
 Yさんの人使いの荒さをわびて
 冷蔵庫の牛乳を返してもらおうとあけてみると
 牛乳は10本ほどあり(これはこれとして問題なのですが)
 牛乳が欲しくてしたのではない事がわかります
 様子を探りながら Nさんの気持ちを理解し
 わびながら気持ちを抑えていきました
 『お詫びをしたいのだけれど 牛乳以外のもので
  ジュースやヤクルトは召し上がりませんか?』
 「いらないわよ そんなもの欲しくない」
 『本当にごめんなさいね Yさんに頼まれた用事は
  私かヘルパーがしますから Nさんはしないでね』
 Yさんに代わって私が謝るしかないです
 そのうちにだいぶ落ち着いてきて
 『牛乳がないと Yさん落ち着かなくなってしまうの
  申し訳ないけれど お饅頭か何かと換えていただきたいな』
 「おまんじゅうならいい」
 ・・・商談成立
 Yさんの部屋に引き返して
 お饅頭に換えてもらうことを話します
 YさんはYさんなりに Nさんを使ってしまったことを
 反省しているようなので
 お饅頭は簡単に差し出してくれました
 『Yさんも 用があったらNさんに頼まないで
  私かヘルパーに頼むようにしましょうね』
 というと 深々と頷いていました
 そして お饅頭を持ってNさん宅へ・・・
 手渡しても「いらないわよこんなもん」
 と言いつつも『牛乳の代わりですからおさめていただけますか?』
 というと ぶりぶりっとあけて食べ始めたようです
 私はYさんのもとに戻りました

 まぁ こんなことがあったと
 主任と指導員には報告しました
 主任は すぐにNさんのところに入って話す
 そんなことをしたら 冷蔵庫没収だわ
 と 怒り とりあえずこの件はおさまって
 Nさんばかりが悪いのではないようだと説得
 指導員は お2人では上手く行かないところだけ
 こちらが助けてあげて 後はお2人に任せましょう
 と 私の気持ちを汲んでくださり 一件落着です

 それからというもの 担当女性のYさんは
 自分をコントロールするのに必死です
 館内散歩をしていても Nさんが遊びに来るかと
 ずっと心配していて
 「仲直りしよな」と気にしています
 『そうだね 私からもいっぱい謝ったから
  気にしていないと思うよ 仲直りはできているはずです』
 と こちらも何度も繰り返し言い続けます
 『大丈夫大丈夫 私に任せてください』
 と ケアし続けるのですが 
 誘っても遊びにこないNさんの部屋の前で
 私の手を掴んで離しません
 誘ってすぐに来なかったり 返事をしないのは
 いつものことなのに こんなことがあった後には
 そうは受け取れないのでしょう
 結局『遊びに来ていただいていいですか?』
 と Nさんに頼み Yさんの部屋にいつもどおり来て
 ぎこちなくはあったけれど おさまったようです

 担当女性Yさん 93歳
 お隣のNさん 83歳
 自分をぶつけ合うお友達が居ることに
 感謝ですよね 
 
 
 

 


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