担当の女性が2人になり 掛け持ちで あちこち走り回っています
1時間枠の 今までの女性の部屋へ行くと 大きなテレビの音がしている中で 口をあけて すっかり眠っている彼女がいます 「○○さん?」 息をしているかどうか 顔を近づけてみます 『・・・・』 「!!!」 まさか・・・昏睡? あわてて 何度も何度も名前を呼びます 『・・・・』 軽い寝息をたてて 眠っているような感じ 職員会議をしていて ヘルパー室に入れなかったのですが こんな状態では記録を見ないわけには行きません もう1度ヘルパー室に戻り 昨日の午後からの特記を探しますが これといって何かあったわけではないのです やっぱり・・・昏睡かしら・・・ 会議中だったので 会議に参加していた看護婦に 小声で相談します 「すみません 時々息が止まるくらい眠っていて」 『夕べ特に何もなかったら いつもどおりでいいですよ』 「わかりました では 覚醒させます」 看護婦がなんともないというなら 起こしてみよう 自信を持って その女性を起こすことにします ところが呼びかけにはまったく答えません 首の下に手を回して 首の後ろのあたりをさすります 「○○さん 目が開きますか? 私を見てください 起きますよ 昼間ですから起きますよ」 全然起きません そんなやり取りを30分ほど続けたでしょうか やっと目が開きだし 私を見つけることができました そうなったらいそげ ベットサイドに座らせてしまいます とにかく車椅子に座っていただき 背中をさすりながら話しかけます 車椅子に移すと 『おしっこが出たい』 「いいですよ おむつがあたってますから しちゃってください」 『・・・・・・・』 「でましたか?」 『・・・最中』 「あ・・・はい」 出てしまってからおむつを換え やっと目覚め始めました 「よかったぁ・・・心配しちゃいましたよ 呼んでもさすっても 全然おきないんですもの」 悲しげに話すと にんまりと笑って見せてくれました いつなにが起きてもおかしくない年齢です 看護婦さんは 大袈裟な人だと思っているかもしれません でも・・・でもねぇ 嫌がられても 変化があったら報告しなきゃ・・・
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