いつものように 担当の女性の身支度をして 車椅子に移る準備をします 今日は爪が気になり 爪切りをしました ふっと・・・ そういえば担当になってから 耳の掃除・・・というか 耳の中を見たことがなかったことに気がつきました 『ちょっと・・耳を見せてね』 「なぁに?どうしたの?」 いつもと違う私の動きに心配そうです 耳の中を見てみたら それはそれは汚れていて ふさがってしまっているほどです (ばっちいお話でごめんなさい・・・) 実は私 子供の耳掃除が大好きで 久しぶりに覗いて 汚れていたりすると 嬉しくなってしまうほど・・・ でもたいして汚れていなくて つまらないのが常です だから こんなに汚れている耳を見るのは初めてで 何とかして綺麗にしたいと ウキウキしてきます (変な女でしょうかね・・・)
まずは綿棒探しです この女性の引き出しにはないだろうと お風呂場を 特別浴と中間浴のどちらも探しましたが ありません 綿棒での耳掃除は 基本的にはしないのかな・・・ 誰もいない医務室をごそごそごそ・・・ 注射針・・・カテーテル・・・ ないなぁ・・・ 諦めきれず 部屋に戻って引き出しをひっくり返して大騒ぎ あった! なぁんだまだあけていない新品のものが ちゃんと置いてあるではありませんか ふふふふ・・・ 思わず喜びの笑み 『耳掃除は嫌いですか?』 「そんなことないわよ」 『では・・・いいでしょうか 私 耳掃除が たまらなく好きなんです』 さっそくはじめると 蓋のようになっていた耳垢が ごっそりとれ 思わず『気持ちいい〜〜〜』 とおおさわぎ その私を見て思わず笑ってしまう女性 その後も 綿棒をひとこすりするだけで ごっそりついてきて 何本も綿棒を変えたので 方耳だけで10本ほど使ってしまいました 同じようにしてもう一方の耳 あっという間に綿棒の山になってしまいました
『あぁ・・・気持ちよかったぁ』 車椅子に移動した後 どれほど取れたか見て欲しくて 『私の収穫です』 と 見ていただきました 「あらぁ・・・こんなに汚してたのねぇ」 すっきりしたようで 喜んでいただけました お猿ではないけれど こんなスキンシップで信頼関係が深まることも あるみたいですよ
|