君が代 弾いてきました
通りすがりの入居者の方に 「あなた・・・どこかでお目にかかっているわね」 そんなことを言われました 『毎日お会いしてますよ 今はお休みですが』 白いブラウスに 黒いスカートをはいていたせいでしょうか もっとも 毎日とはいえ短時間しかいないので 職員とは違うことはなんとなくわかっているみたいで・・・
式では 高齢者へのお祝いと記念品の授与があります ここでの最高齢者は104歳の男性です ゆっくりではありますが 歩いて前へ出て 記念品を受け取ると「ありがとう」といって下がりました しっかりされてます 白寿 卒寿 米寿 傘寿 喜寿 と 次々に記念品が渡されます 卒寿のお祝いで名前を呼ばれた女性が 「もっと若いつもりでいたら そんな歳になってましたか これは大変失礼いたしました」 の 一言に会場には笑いが起こり 和やかな雰囲気になりました
エレベーターで一緒になった女性が 「よくしてもらってもいいわよね 若い頃 たくさん苦労してきたんだもん」 と お仲間とはしゃぐ様子が見られました うらやましくも見えました 苦労してもこんなに裕福な暮らしはできないものです ほんの一握りなのではという気もします とにかく・・・ どんな生活をしていようと 敬老の日ですから ここまでの日本を築いた方たちに 感謝と敬意を表するべきです 施設の理事長さんは 「ここにいらっしゃれば 毎日が敬老です」 と言っていました わがままも子供とは違い できるだけ通して差し上げたいと思うと いろいろな問題も出るでしょうし 制するにも敬意が無いと相手の方を怒らせてしまうし いろいろな苦労があるでしょう
女性はこんなときおしゃれですよ なんでも 宝塚出身とか モデルだったとか 良き時代を思わせるような 品のあるスーツやワンピース いつまでも女性を意識して 女性であることを楽しめたら素敵でしょうね
帰りに担当の女性のところへ行きました 1度お見舞いに行きました それ以来・・・ 食堂を覗くと 席についています 明日からまたお願いしますと看護婦からオッケーが 出ました 微熱は続きますが 平熱がそのくらいなのかもしれないと 病院からお達しがあったそうです 調べても悪いところもなく そういう結論が出たようです 「今日は敬老の日おめでとうございます」 たたき食という 普通の人の食べるものをそのまま 細かく刻んで出すという方法で 祝典のお弁当ができていました 厨房の腕の見せ所です 刻みとはいえ 綺麗に出来上がっていました
このごろ 私を見かけると 目の合う男性がいます 90歳です ニコリとご挨拶をすると 「おお・・・・」 と 答えてくれます その方も祝典で見かけました 私と目が合って 深々と頭を下げると 「んん・・・んん・・・」 と 目を細めて・・・ 毎日会うということも 大切なんだと感じました
君が代 無事済みました
|