いっしょくんの日記

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2002年12月06日(金)  火防祭


 近くに山伏さんの修行する所があります
 山 と名前がついていますが
 住宅街の中です
 広い敷地内には 保育園が建っていて
 近所の住人には なかなか評判も良いのです

 ここで行われるのが「火祭り」です
 「火防祭」と言います
 そこに向かう通りには 三日ほど前から
 真っ赤な旗が電信柱ごとに立てられ
 そろそろ火祭りだということを知ります
 
 上の娘が情報を得て 火祭りは今夜ということがわかりました
 娘のお目当ては「火渡り」です
 夜店も並ぶのですが 
 とても買ってはもらえないだろうと思うのでしょうか
 ねだりもしませんでした
 いろいろ忙しくて 出かけたのが8時近くです
 もう終わってしまったかと急ぎ足で向かいました
 夜店は煌々と灯りがついていて
 下の娘はそれだけではしゃいでいます
 ・・・・買わないのになぁ・・・
 中に入ると 人の気配は感じられず
 暗くなっています 火渡りをする場所へ行くと
 真っ暗な中に 大勢の人垣が・・・
 まさに山伏さんが渡る火種を 均しているところでした
 「まにあったぁ」上の娘の喜びの声
 本当に渡るつもりかしら・・・
 均した火のたまりは まるで火の池のよう
 風がくすぐると赤々と勢いをつけます
 あれを渡るの? 私が心配になってきます
 まずは何やら祈りの言葉を唱えた山伏さんが
 いっちばん熱いところを渡ります
 しかもゆっくりと・・・
 何人か修行の山伏さんたちが渡ります
 そして一般の人 あちあちあちあち・・・・
 そんな感じの渡り方 大げさな人は
 きゃっと悲鳴を上げます
 「おかあさん 渡ってくるね」
 そういい残すと暗闇に姿を消してしまった娘・・・
 一般の人が渡り始めると
 ライトがつき 誰が渡っているのかが
 うっすらとわかるようになりました
 見えない・・・そう思って目を凝らしている前を
 「これからだよ」と裸足で通ります
 ハラハラと覗いていると 娘の順番が・・・
 ゆっくり歩き出し 半ばあたりからは
 小走りになりましたが ちゃんと真ん中を渡っていました
 戻ってきて感想を聞きます
 「どうだった?熱かったの?」
 「全然・・・冷たく感じたよ」
 そんな・・まさかぁ
 じゃあ・・・修行しなくてもいいね
 なんて言いながら帰ってきました

 火を渡ったから きっと来年も元気な一年ね




       火


      人の体は

      火と交わることができない

      風も水も体に纏うことができても
 
      火は・・・無理

      火のエネルギーを

      素足から吸い取り

      体の隅々に行き渡らせる

      その瞬間

      人の中に何が起こるのだろう


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