いっしょくんの日記

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なんとなく 読んで下さいね。

2002年10月15日(火)  2歳児

 今日は子供と遊ぶ日です

 久しぶりの大盛況で
 ホールの中は 満員です

 2歳児ぐらいの子供は
 集団心理のようなものがあるのでしょうか
 人数が少ないと お母さんにべったりだった子も
 仲間が多いと自由に走り回ります
 何でもありのホールですから
 子供をたしなめるお母さんに
 怪我だけ気をつければ何をしてもいいですよと伝えます
 みんなと同じことをしなくてもいい
 大人のお話をおりこうにして聞かなくてもいい
 子供が動きたい様に動かしてあげてくださいと・・・

 初めていらした親子が4組ほど居ました
 「こんなにたくさんのお友達の中に入るのは
  初めてです」
 とおっしゃる男の子のお母さん
 なにやらぶつぶつと言いながら
 人の間をぬって走ります
 嬉しくてしょうがないといった感じ
 「とにかく怪我しなければ うろうろもいいし
  ばたばたもいいですから」
 と いいます
 
 そのうち喧嘩が始まりました
 口がついていかないですから
 手と足の喧嘩です とっくみあったり引っ張ったり
 だいたい同じくらいの力のレベルですから
 心配ないのですが 引っ掻いたり噛んだりすると
 傷になったり血が出たりしますし
 心にもショックを受けてしまいます
 「傷つけてしまう前でおさめるように・・・
  それまでは見ていてください大事なことですから」
 と・・何度も大きな声で伝えます
 少ない人数だと体験できないことなので
 いい機会とばかりに 喧嘩や取りっこを
 賞賛します やりあうメンバーも決まっていたので
 怪我だけ気にして やらせます
 泣いても怒っても 
 「泣いててもいいよ 怒っててもいいからね」・・・・です
 新しい場所であること 仲間が大勢居て嬉しいこと
 今 この子の心の中がどんな風かを想像しては
 お母さんたちに伝えてあげます
 関わっていけることの素晴らしさ
 自分を主張することの大切さを伝えます
 喧嘩は悪くない こんなこと家ではできないですよね
 危なそうに訝しげに眺めるお母さんたちも
 次第に 和やかな表情でその子達を見つめていきます
 理解してあげればなんでもないことです
 大切なのは親同士が仲良くしていることです
 思い切り喧嘩ができるように
 お母さんはいつでも味方である安心感を与えるように
 ここで起こったわだかまりを親子の心に残したまま
 帰らないでください・・・
 疑問や心配があったら スタッフに相談していってください
 大騒ぎのホール・・・
 でもお母さんは興味深そうにこちらを見て耳を傾けています
 そんなことを 子供たちを遊ばせながら
 大きな声で伝えます

 こんな小さいうちに いじめっ子だとか
 いじめられっ子だとかいう言い方をして欲しくないから

 喧嘩で学ぶことは多いのです
 叩かれると痛い 叩いたら痛いだろうな
 自分はどのくらい力があるのかな
 相手はどのくらいの力かな
 攻め方かわし方 そして・・・スキンシップです

 「お勉強のときはエンピツを持って座っていられるんですよ」
 動き回る男の子のお母さんが私に言います
 ・・・お勉強なんかさせないのよ
 もしさせるなら こっちの姿が本当
 そっちが・・・違うのかもしれないですね
 
 2歳児にエンピツを持たせて 集団で学習させる
 それが当たり前の時代なのでしょうか
 静と動の切り替えをさせるにはいいことなのでしょうか
 難しい時代です

 その子が自由奔放に動き回り
 お母さんを圧倒させる姿は
 とても嬉しくて 頼もしいものです 
 2歳児はこうじゃなきゃ・・・


       想い出


    兄とは喧嘩ばかりして

    母の言うことは聞かず

    おへそをまげると

    クマのぬいぐるみを抱えて
 
    何度も家を出て行った

    クリスマスには
  
    小人が欲しいとだだをこねる

    扁桃腺肥大で高熱ばかり出して

    気管支が悪くなり

    1週間も1人で入院してた

    生意気で 泣き虫で

    気の強い頑固な女の子    


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