『聖母の深き淵』(柴田よしき)を読みました。 タイトル通り、母性が全面に出てくる作品で、緑子にも子どもができて、かなり丸くなってました。でも、だからこそ強くもなってます。「母は強し」なんですよね。 ここまで書かれると、私にとっては既にファンタジーの域に入ってしまいます。だから、安藤や三津田の意見(母親に関してだけ)の方に共感できたりして。(それってどうなの?と自分でも思うけど;) で、友人お薦めの麻生と山内ですが、天才という言葉が出てきた瞬間に、アンテナが立ったような気がしました。(本当に弱いらしい;)悪魔も好きです。山内が本当に容赦なくてちょっと驚きました。でも、二人とも素晴らしいね!
途中、「刑事としての緑子」の意見に麻生と山内が別々に反論(?)するシーンがあるんですが、緑子が綺麗ごとを言っているようにしま見えないんですよね。 でも、綺麗ごとって、大切なものだし、それを訴える人がいなくなったら、世の中終りだろうな、なんて思ったりします。(少なくても私には自分で訴える体力がありません;) 今の女性の地位向上があるのも、そのたまものですしね。
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