翠の日記

2004年04月11日(日) 『LYNX』

 可愛さ100%でした。誰がって、もちろんオガワくんですよっ。
 良いもの観たなぁというのが、正直な感想です。

 観る前にパンフを読んだので、とんでもなく痛くて重い直球勝負の発言にどうしようかと思っていたのですが、芝居はそれを吹き飛ばすくらいの素晴らしさでした。円形劇場って本当に狭いから、その上、最前で観ることができて、幸せ一杯です。

 やっぱりエンドウとのシーンがとても良いですよね。身長差を意識した鏡面のシーンとか、子犬のようにじゃれている(遊ばれている?)のがとっても可愛らしかったです。

 ところで、発声練習のメニューによくある「あめんぼあかいなあいうえお」って、「わ」行もあるんでしょうか?「あ」〜「ら」はありそうですが、「わ」と「ん」って……想像つきません。

 真面目なシーンは、考えさせられる部分が多かったです。サイバー世界の脳による体験と、現実世界の実体験のどちらが本当かという問答がとくに。
 脳の刺激によって体験が得られるなら、実体験の必要ってないのでは、と納得しそうになりましたが、それってあくまでも個人の体験であって、誰かと一緒という感覚はなさそうですよね。
 「誰かと一緒」という感覚って、生きていく上ではやっぱり必要だと思うんですよ。独りで成り立つのは、そうとうに辛いような気がします。最近そんな話ばかり、読むものとかに出てくるんですよね。偶然って重なるものです。

 ラストの「誰を憎めば良いっ!?」「誰を愛してる!?」には、どきどきしてしまいました。他者による救いが、結局得られないところが救われないんですけどね、最期は幸せそうな表情で重なっていったから、これで良かったんだと思えました。
 あとは、「本当」にこだわるオガワに対しての「俺は偽物が大好きなんだ」という薬の売人(名前忘れた)のセリフでしょうか。

 オガワが乗り移ったかのようなAくんは真実一路なんですよねぇ…(苦笑)いや、昔から、書く歌詞に滲み出ていましたね。嘘が何より嫌いなところが;
「100%考えてることが相手にわかったほうが良いと思う」(パンフ参照)なんて、そうは言えませんって。
 そんな話にまともに付き合ってくれるのって、隣の劇場に出てるMくんくらいなんだろうなぁと、友人と一緒に、しみじみ話し込んでしまいました。


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