蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




気になる声
2004年03月23日(火)
最近勤めるようになった会社は五反田にある。
自宅がある逗子から、
JRを使ってストレートに行けば、
会社までは1時間で行けるのだ。
だが、今は敢えてその手を使わない。
京浜急行で横浜まで行った後、
東急東横線に乗り換え一旦渋谷ま出て、
最後にチコーッとJRを使って五反田に戻るという、
非常にセコくて非効率な通勤手段を取っている。
何故なら、
そのほうが「安い」から。
これで片道180円も浮く。
たかが180円と言うなかれ。
これも月に換算すると恐ろしいことになる。

片道180円のマネーロスと、
片道30分のタイムロス。
諸君ならどっちを取るね。
俺は金を取る(キッパリ
守銭奴と呼びたくば、呼びなさい。
「時は金也」などとは、
余裕のある人間の言う言葉なんじゃよ。フハハハ。

これも「交通費全額支給」であれば、
こんなチマチマした事に心を痛めることもないのだろうが、
なにせ、ウチ、「片道支給」なんじゃよ…。
フ、フフフ…。

ま、そんなわけで、
毎日東横線に乗っているのだが、
どうもその車内アナウンスに気になることがある。

どこの路線もそうかもしれないが、
最近導入された車輌では、
車内アナウンスに録音された女性の声を使っている物が多い。
車掌さんの例の鼻声よりは聞きやすいのかもしれないが、
なんだか無機質で寒々しい感じもする。
この車内アナウンス、最近は、
どこの路線もグローバルなお客様が乗り込んでくるのか、
車内アナウンスも日本語版と英語版がある。

日本語版は耳に親しんだ母国語であるからして、
特に気にすることもなく、聞き流してしまうことも多い。
問題は英語版である。

「This train is limited express bound for Shibuya.」

恐らくこんな内容を、
非常に流暢な英語でお喋りになられるのだが、
最後のShibuyaだけが非常に気になる。

この英語を喋るおねぃさん。
なぜか「Shibuya」だけがすごく楽しそう。

難しいが、
敢えて字面のみで表現するとこんな感じ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
|゚ν゚) < This train is limited express bound for
shibuya! >【・∀・】アヒャ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「Musasikosugi」も、
「Ziyuugaoka」も、
全然楽しそうじゃないのに。
「Motomachi-Chuukagai」なんて、
もっと楽しそうに言ってもいいじゃないか。
中華街だぞ。
変なお面やタピオカが路上で売り買いされているんだぞ。
もっと楽しそうに言ってくれよ。
なぜ、なぜだ。
なぜ彼女は、
「shibuya」をあんなに嬉しそうに言うのだろうか。
わからない。




ハッ!!
あんな可愛らしい声してるから気付かなかったが、
ま、まさか奴が噂の「センターGuy」…!?




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