読了3冊。
■高野秀行 『移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』
ロシアの章に入ってから読むのが止まっていたのを再開して即読了。 印象的なのは、色々な国の人が「日本食は作るのが簡単」と発言すること。 著者は、外国の料理は手間がかかるが同じものを食べ続ける 日本はレパートリーが多い、というような指摘をしていた。 それにしても、色々な国の料理が食べてみてくなる。
■高野秀行 『世にも奇妙なマラソン大会』
旅行中に読了。飛行機の中で読むのにも最適。純粋に楽しい。 個人的には、ブルガリアの薔薇おじさんの話が印象に残った。 (下心あれど)愛情を持って尽くされるということ。
■山際素男 『不可触民〜もうひとつのインド〜』
途中読むのが嫌になるほど、ひどい描写がある。 日本や欧米の差別がまだマシに思えるくらい。 人だと思ってないんだよね。
不可触民の多さにも驚いた。4分の1って書いてたかな? そんなにいるの!?
ほんと、カースト制度も、インド人の考え方も、理解できない。 不可触民がいないと自分たちの生活は立ち行かないのに差別するってのがわからない。 穢として差別してるくせに、相手が女だとレイプするってのも理解できない。
前世の業だから甘んじて状況を受け入れろという思想なんだろうね。
教育しかないんだよね。 教育して、組織して、戦うしかないんだ。 差別する側はそれをよく知ってるから、早めに「芽を摘む」ってのがますます恐ろしい。 体力をつけられると困るから、1日1食しか食べさせないよう見張ってるってのにも驚愕。
少し古い本だから、今は少しは状況が改善していると信じたいけど インドでレイプとかのニュースを見る限り、全然変わってないんだろう。
知らない世界の話だったので興味深くはあったけれど、クレーム1点。 田舎の不可触民に話を聞いた際の、彼らの口調が、なんか変なの。 「井戸へはよういかんでしただ」「村中を引き回されましたのじゃ」とか。 普通の口調で書けばいいのに、かなり気になった。 読み書きはできないかもしれないけど、会話が拙いわけでもないだろうに。
投信とかでインド比率高いのも検討していたけれど なんかこの本読んでインドに投資するのは嫌だなーと思った。 文化というか慣習だから、なかなか「あれは人じゃないから何してもいいんだ。 徳を積ませてやってるんだ」なんて考え方から脱却できないのかもしれないし 「そういうところ」を除けばいい人・立派な人もいるんだろうけど それでも嫌だなぁ。
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