CYMA’S MURMUR

2007年03月04日(日)   Paris


ドイツから届いたDVDやCDを深く楽しむ前に、
カナダから来たCDをシツコク聞いている。

予備知識なしだとかなりキツイ。
スクリプトをゲットして前半だけざっと読んだ。
それでも謎は多い。

仕方ないから、
ギリシャ神話やトロイ戦争のエピソードを検索して
適当に知識を補完。

ギリシャ神話も西欧では普通の一般教養なんだろうか?

"Paris: A Story of Love"というCDであるからして、
主役はパリスなのだろう。

女神3人の争いに巻き込まれて、
美の神アフロティーティに1票を投じたのがパリス。
そのご褒美がヘレン。
だからあんなに簡単に一目惚れして一緒に逃げちゃうのか。

前提条件を説明してもらわないと、
さっぱり納得がいきません。
全く予言を信じてもらえないカサンドラとかさ。

それにしても、ギリシャの神々ってほんと、
人間くさいというか、神性を感じさせないよな。

今のところ、ギリシャ側でのリーダー争いの歌(?)
"Business"がお気に入り。
しかしまだ人間関係がよくわかんない。
アガメムノンとユリシーズとか。

ヘレンは結構かっこいいキャラとして描かれている。
いや、パリスがお馬鹿なんだけど。
ちょっとだけ背景がわかったことで、
今まで納得できてなかった"Any fool could see"の歌詞が
色々とわかるようになった。


■"Business"の単語
by choice 自分で判断を下して、自ら進んで、好んで
worldly この世の、世知に長けた、名誉欲の強い
spoils 戦利品、略奪品
※この意味は知らなかったので新鮮
pacifist 平和主義者





図書館に行った。
■ハプスブルク帝国を旅する(加賀美雅弘 著)講談社現代新書
■英語の冒険(メルヴィン・ブラッグ 著)アーティストハウスパブリッシャーズ
■凸凹デイズ(山本幸久 著)文芸春秋
■ナチュラルローゼス(成田美名子 著)白泉社
■The Remains of the Day(Kazuo Ishiguro 著)faber and faber





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