CYMA’S MURMUR

2006年10月03日(火)   優先順位


生活において、大切なものってなんだろうね。
本当の優先順位って、普段認識してるのとは違うかもしれない。

愛だの恋だの友情だのはさておき、
即物的優先順位、です。

私が重視してる第一は、心地よさ。
自分がリラックスできるということ、
特に誰からも煩わされないということ。
面倒がないということ。
それを守るために、人との関わりをどんどん切り捨てた。
あるいは、元彼との一連の出来事に傷ついて、
どこかに引きこもりたかったというのが正解なのかもしれない。
ようやく、そこから逃れられるのかもしれない。

第二に大切だと思っていることは・・・
と考えると、特にないんだよね。

すべてが「心地よさ」って一言に集約されちゃうわけ。

防犯的に安全であるということ、
騒音に悩まされることがないということ、
お風呂に窓があって光が入ること、
虫が入ってこないこと、
シャワーの水圧が満足行くレベルであること(結構重要)、
日当たりがいいこと、
なんていうのが家に対する要求で、

その他の要求(というか満たしてないと心地よくない条件)としては、
欲しいと思ったものを躊躇せず買える経済的基盤があること、
一応どこかに帰属しているということ(会社だな)、
って感じかな。

それらが保証されていれば、
十分引きこもっても暮らしていける。
(会社に行っている段階で正確な引きこもりではないけれど)



えーと、本来書こうと思ってた話からずれてきちゃった。
先日友人と話したときに驚いたんだけど、
彼女は夏に2回はバルサンを炊くそうだ。
で、部屋に小さいGがばらばら落ちてたりするんだって。

「全然平気。雑誌とかで退治するのも得意よ」

って、それは素晴らしい能力だと思うけど、
私的にはバルサン炊いてGが出てくる部屋になんて住めないよ!

彼女の部屋は私のチョイスとしてはあり得ない。
北向きだし、駅徒歩10分以上だし、Gが出るんでしょ?

でも彼女にしてみると、私の部屋はやはり彼女のチョイスとしてあり得ない。
1階だということがネックらしい。

というわけで、人によって色々優先順位も違うんだよね、ってこと。
さらに、自分が「これは譲れない」と考えていることも、
実際はそうでもないかもしれないね、ってこと。

私にとっても「1階に住む」はすごく抵抗があったけど、
住んでみたらそうでもなかった。
「お風呂に窓」には、何故かすごい執着があるけど、
多分窓のないお風呂でも平気だろう。

一方「虫が出ない」は最重要課題で、
この課題をクリアするために、ありとあらゆる努力をする所存。
新築マンションたって、どっか1軒馬鹿ファミリーが卵か生体を
ダンボールに詰めて引っ越して来ちゃったらもうアウトなんだからさ。
断固として戦います。



私にとっての一番が「心地よさ」であることは変わらないけど、
「心地よい空間」を自分で構築してメンテしていくことによって、
精神的に安定して強くなれて、
もう少し外に心を開けるといいかなぁと思い始めた。

普通に、本音を話せる相手が欲しいという感じでしょうか。

昔から表面的な社交辞令とか、あまり中身のない話とかが好きではないから、
どうしても友人は少数精鋭になってしまうのだけれども、
新しいフィールドに、今までほど躊躇せず入っていけるといいなぁ。





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