CYMA’S MURMUR

2005年01月21日(金)   最近聞いているCD


最近聞いているCDの感想をメモ。
※多分、1ヶ月後には感想自体が変化しているはずなので、
フレッシュな感想を忘れないように・・・

◆MOZART!
 ウィーンオリジナルキャスト版

 全体的に楽曲がとてもよい。
 ストーリー的に感情移入するポイントは何故かまだないけれど、
 とにかくメロディが素敵。

 今気に入っている曲は・・・

  ◎Wie wird man seinen Schatten los?

  ◎Irgendwo wird immer getanzt

  ◎Wie kann es moglich sein?

 上から順に、それぞれ、
 モーツァルト、コンスタンツェ、コロレドの歌。

 レオポルドパパは悪くないけど、何故かランク外。

 モーツァルトはすごくいい味出してる。
 音楽的には天才だけど、破天荒な感じも上手く声で表されてる。

 コンスタンツェは、やっぱり悪妻なんだろうなとは思うけど、
 エリザベートと同じで、「私は私の好きなようにやるの!!」
 って強気なところがそそられる。声も好き。

 コロレドは、まぁ、文句なく上手い。UWEだもん。
 特にこの曲は、品性下劣なのに音楽的才能があるモーツァルトに対して、
 二律背反的な気持ちを歌っているもので、
 そういう類のジレンマというのは、私としては感情移入はしないけど、
 非常に理解しやすいものだから。純粋にメロディも好きだけれど。

 ミュージカル「MOZART!」におけるコロレド司教って、
 「ノートルダムの鐘」のフロロや、
 「レミゼラブル」のジャベールとかと、
 ポジション的には同じだね。
 こういう対立構図の作り方って、アメリカではあまり見られないような・・・?
 アメリカだとせいぜい、「オレはオレの正義を貫くぜ!」という、
 単純なスキームに物事がおさめられてしまう気がする。

 今回このCDを聞いて、やっぱりドイツ語って響きがきれいだなあと思った。
 フランス語に浮気しかけてたけど、やっぱり私はドイツ語を愛してる。
 いやもう、韻を踏んでいるところとか、本当に美しい。
 フランス語もいいけどねぇ。何せ、意味わかんないし。


◆Jekyll & Hyde
 ウィーン版

 これは何と言うか・・・期待通りであり、同時に期待はずれだった。
 あまりにも、あまりにも、1994年のComplete版と似ているのだ。
 ボーっとしてると、どちらを聞いているかわからなくなるくらい、
 ”同じ!”という曲もある。

 タイトルロールのThomas Borchertはすっごく上手なんだけど、
 でも私は1994版のAnthony Warlowにメロメロなので、
 やっぱりこちらは分が悪いよね。

 ただし、1994年版でも、1997年のBW版でもあまり感心しなかった
 ”DAS IST DIE STUNDE"(”THIS IS THE MOMENT”)はいい感じだった。

 大部分がそっくりなのに、”Das Gefuhl Von Edward Hyde”(”ALIVE!”)
 だけはテンポが速すぎていかがなものかと・・・

 ハイドは暴力的であるけれども、頭は悪くないはずなのだ(私の中では)。
 焦って追い詰めるようなこともしないはずで、
 猫がねずみをいたぶるように、余裕を持って獲物にチョッカイを出す。
 だから、権力(この場合は悪意と暴力?)があるがゆえの余裕、
 というものを出すには、絶対テンポが速すぎてはいけないのだ。
 おまけにドイツ語だと、英語より断然せかせか聞こえるんだから。

 というわけで、目新しさのない内容だったけれども、
 ドイツ語の学習という意味ではかなり役に立っている。

 英語からドイツ語へは、基本的に逐語訳が可能な部分が多いのだけれど、
 逐語訳できないケースや、わざと逐語訳していないとわかるケースなど、
 興味深い翻訳結果になっている。
 どうしても、ドイツ語は英語に比べると尺が長いから、
 同じ音に同じだけの情報を乗せようとすると無理が出るわけで。
 最近はそういうことを考えながら曲を聴きつつ通勤時間を過ごし、
 会社に到着するとまず辞書で気になった2〜3の単語を調べる、
 という暮らしになっている。




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