| 2004年10月19日(火) |
ウゴカナイコンピュータ |
息抜きに、会社においてあった 「日経コンピュータ」を久々に開いた。
もちろん、私が好きなのは 「動かないコンピュータ」シリーズだ。
完全に怖いもの見たさ・・・ それにしても、今回読んだ話は怖かったなぁ。
今号は、訴訟まで発展したケースをいくつか とりあげていたのだけれど、、、 (【特集】法廷に出た、動かないコンピュータ)
一番怖かったのは、
午前2時にSQL*Plusから本番機のデータを削除してしまった
というお話。 悲劇は続き、データ復旧でもヘマをしてしまったため、 結局1ヶ月分の経理データが復元できず、 人海戦術で伝票から入力しなおしたみたいだけれど・・・
通常取り上げられるケースは、 プロジェクトが全体的に暗礁に乗り上げる話が多いけれど、 この話に限って言えば、明らかに特定の個人のミスだもんね。
ま、夜中に本番機からデータ取得しなきゃいけないような 状況に追い込まれていたということから、 それ以前に開発作業が混迷状態だったのだということはわかるけど、 でも、やっぱり、「個人の責任」だよね。
あー怖い! 思わず鳥肌立ったくらい怖い。
私だって、意識朦朧とした真夜中に、 データを消したことくらいある。 (さすがに本番機じゃなかったし、 ちゃんとバックアップデータもあったけど) 真夜中じゃなくても、 「あ!消しちゃった」ってことあるし。
言い訳じゃないけど、 こういう事故はごく普通に起こり得る。
だからこそ、バックアップは重要なのだ。 そして、テープも入れっぱなしじゃなくて、 ちゃんと交換してね。お客様、お願い!
息抜きどころじゃなく、 気を引き締めないと危ないなぁとしみじみ思う 休憩時間なのでした。
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