CYMA’S MURMUR

2004年05月08日(土)   『センセイの鞄』

先日、ドラマ「センセイの鞄」を見た。

その前に、ドラマの宣伝をやっているのを見て、
久々に本を読み返そうかと考えていたのだが、
読み返すより前にドラマを見た。

ドラマは、とても、原作に忠実だった。
小泉今日子は、私のイメージとは違ったけど、
とても可愛い女性を演じてていいなと思った。

そして、昨日、ようやく本を探し出し読み返した。
(『センセイの鞄』 川上弘美 平凡社)

最初にこの本を読んだときは、
なんか嫌な気分になったのだった。

それは、年をとることへの恐怖、だったのかもしれない。

でも、今回読み返してみて、
そんな嫌な気分は全然感じなかった。

多分、私が年をとったということなのだろう。

手許にあるのは、初版第七刷で、2年半ほど前の日付。

本当にイロイロなことを考えた2年半だったから、
感じ方が変わっていても当然かもしれない。

エピソードの1つ1つが、胸に染みる。

私だったら、小島君と付き合っちゃうけどな(笑)。

そうなのかな?




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