元々いた看護師Tさんは先生から二日間の休みをもらった。
月曜、火曜と新人?二人で仕事ができるかどうかのテストをされることになった。キャリアがあってもこのクリニックでは新人なのだ。物品の場所や書類の書き方などまだきちんと覚えていない。短期間で全て把握するのは無理。一年間かけて覚えたものを、10日で覚えろという方が無理なのだ。(先週の土曜日まで働いた日を数えたら10日だった)
昨夜は緊張からか動悸の他に胃痛がひどくて寝つきが悪かった。 ガスターを飲んだ後、サクロンを飲む。薬が効くのを待っていられない。
朝になると胃痛は治っていた。 いつもより早めに家を出た。 早く行って少しでも準備をしておかないと。
まず昨日の器具を洗ってオートクレーブ(高圧滅菌)に入れる。 ガーゼ類、器具類、消毒薬の確認。もう一人の新人Yさんもすぐに来た。
こうして新人二人だけの勤務が始まった。 いつもに比べて忙しい。(患者数が多い)こんな日はMRIの予約を入れないでくれと祈るばかり。MRIの予約がまたややこしいのだ。普段指摘されてばかりいることも、今日は二人しかいないのでどっちかが気付く。季節的にインフルエンザの注射をしに来る患者さんもちらほら増えた。忙しいけれど、二人の方がやり易いということもわかった。
忙しい時間が過ぎ、午前中の仕事を終えた。
助手のEさんは相変わらずキツイ。とにかく文句を言いたいらしい。
仕事が終わって着替えている時に看護師のTさんからEさんに電話がかかって来て、今日のことを報告していた。
先生に「これからの勤務を決めたいんだけど」と言われた。 Yさんは妊娠していてツワリがきついらしい。 午後も働く予定が午前だけということになった。私もハッキリ言ってフルで働くのはキツイ。でも午後Wさんという人が一人になることを考えるとそれもかわいそう。ここで自分ががんばって潰れてはしょうがないので、火曜日だけ午後も働くということで先生は納得してくれた。
診察の時に先生から「鋭ヒ!」と言われて二人で探しまくった。 結局わからなくて助手さんに聞いた。 「場所ぐらい覚えておけ」と先生に言われるかと思ったら、後から「物品は自分達でわかりやすいところに置けばいいから」と言われホッとした。
それにYさんのこともちゃんと考えてくれて、 「流産したら困るから大事にしないとなぁ。流産しちゃったらオレ医者やめたいぐらい落ち込むと思うから。無理しない方がいい」 と言う。 「みんなで守りましょう」 と私がYさんのおなかを触ると、先生は、 「そうだよな」と言った。
明日はYさんと二人でランチをして愚痴を言いまくります。 Yさんはそのうち産休に入ってしまうけど、やめてほしくないです。
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