面接でダメだったことを母に話すと、
「補欠はないの?」
と言われた。
補欠に立候補するため、不採用になったクリニックに手紙を出した。
「・・・・・
欠員が出た場合、ご一報下せればうれしく思います」
と。
最初から返事など来ないものとあきらめていた。それが返事が届いた。
「先日はご丁寧な手紙をありがとうございました。せっかく応募くださったのに、ご期待に添えなくて心苦しく思っていました。こちらこそ、急な人事異動があった場合にはよろしくお願いします」
と手書きで書いてあった。
今日も求人広告を見たが、介護や内科なら求人はある。 職安に行った時も載っていたものが求人広告にも出ていた。
こういうところは、働き手を求めてもなかなか応募が無いのだろう。
内科や小児科など他のものにも目を向けようと思ったが、私はどうしても先日面接したクリニックに勤めたいため、ゆっくりと整形外科を探そうと思っている。そこで経験を積みたいのだ。
整形外科でも求人が無いわけではない。先日職安で見つけた隣町の病院に行ってみた。地図を見ながら車で走り回り、1時間も近くをウロウロしてやっと見つけたのだった。
そこで私が見たものは、昭和初期(知らないけど)を思わせる古いたたずまい。
狭い道の袋小路になっている場所にある上に、駐車場が数台分ぐらいしかない。
今にも昔の消毒液の匂いがして来そうだ。
主人には、
「勉強だと思ってそこで働いてみたら」
と言われるのだが、なぜかこの病院に一歩踏むことができずにいる。
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