うつ病で摂食障害などを抱える看護師。色々あるけど、生きて行くのだ!

2005年10月21日(金) 父のこと

父がうつ病になってからどのぐらい経ったのだろう。

再発してから10年以上は過ぎたと思う。その間にCTやMRIを撮ったことはあったのだが、ここ数年は撮っていなかった。

老人で薬が効きにくい人に効果があると言われている電気療法もやった。
寝たきりの時があったのだから、今は少しはいいと思わなければと母も私も感じていた。



先日今まで行っていた大学病院ではなく、頭痛では有名な先生のところを受診した。MRIの結果、脳の血管がかなり細くなっていて、いつ脳梗塞を起こしてもおかしくない状態だと言われた。

そして「手の施しようがない」と。


しかも、

「なぜこんなになるまでほっといたのですか?」

と言われ、母も私も唖然としてしまった。


病院に入院して色んな検査をやり、先生の勧める治療もして来た。
なぜ?というのはこちらが言いたい。


父がずっと訴えていた頭痛は鬱によるものとばかり思っていたがそうではなかった。結局血液の流れをよくする薬を飲むしかなく、それも気休め程度だとのことだった。

その他に認知症の進行を遅らせる薬が処方された。父は認知症ではないのでなぜこの薬が出るのかわからなかったが、後の説明で納得した。


うつ病は「心の病」と言われているがそうでない場合もあるのだ。脳に何らかの障害が起こり、それがうつ症状を起こしていることがまれにある。その時に認知症の薬で効果がある場合があるので、その薬が処方されたのだった。




父は今までずっと精神科にかかっていたが、これからは脳外に通うことになる。今はもう、少しでもいいから楽にさせたい。自分にできることは何なのかを考えている。


「もう青森に帰ることはできないのかな?」
とつぶやいた母の顔がさびしそうだった。







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