| 2005年09月22日(木) |
「昨日いなかったでしょ?」 |
急に両親を大学病院に連れて行くことになった。姉は私以上に忙しいので、私が行くしかなかった。母はまだ車の運転ができないどころか、歩くこともままならなくなっていた。
水曜と木曜の仕事を交代してもらい、昨日の8時頃姉の家を出た。
一生にも一緒に行ってほしくて何度も頼んだ。一生は眠くて起きられなかったので、あきらめて車に乗りアクセルを踏もうとした瞬間、電話が鳴った。
「イグガラマッデデ」
病院では身障者用の駐車場に車を停め、一生と私で一人ずつ車椅子を押した。私一人だったらどうなっていたのだろう。
父も母も二ヵ所の受診である。父の方は予約していたのであまり時間がかからなかったが、母の方は初診なのでずいぶん時間がかかった。
私はあっちへ走りこっちへ走り。
受診が終わったら、会計に伝票を持って行き、処方箋を近所の薬局へファックスで送った。そして再び会計でお金を払い・・・。
朝8時頃家を出て、姉の家に帰って来たのは夜6時頃だった。
年老いていく親を心配した。
さすがの私も頭痛の他に肩と背中が痛くなり、疲れているのになかなか眠れない。 シップを貼ってから3時間ぐらい眠った。
しかし、仕事に行くとさらなる問題が待ち構えていた。
生きているといろんなことが起きるものだと素直に受け止めている。
「おはようございます」と言うと、丁寧に「おはようございます」と小池さんが頭をさげた。しばらくして「昨日いなかったでしょ?」と彼女に言われたことがうれしかった。
※利用者小池さん(仮名)は若年性の認知症である。 (50代で発症、現在63歳)

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