| 2005年07月12日(火) |
優しさに感謝して・・・ |
きき@栃木。
昨日の夜遅く主人に送ってもらった。主人が「一人では行きにくいだろう」とついて来てくれた。まだ仕事をしていた姉が鍵を開けてくれた。
「ご迷惑をおかけしました」
と言うと、主人が、
「これからはちゃんと心入れ替えてがんばりますので、よろしくお願いします」
と言った。
姉は疲れた表情で、
「はい。」
と言い、主人に、
「気をつけて帰ってね」
と言った。姉は働き者のがんばり屋だ。いつも睡眠時間を削ってまで仕事をしている。
そして主人は埼玉の家に戻った。
義兄にも、 「先日は大変ご迷惑をおかけしました」 と言うと、 「大丈夫か?」 と言われた。 「はい。でも自分はどうしようもないことがあって・・・」 と言うと、 「自分を責めるんじゃないよ。そういう病気なんだからさ」 と優しい。 「でも自分ではがんばろうと思っているのに、結局みんなに迷惑をかけてしまうから・・・」 と言うと、涙が止まらなくなってしまった。
「そうやってまたそのことを悔やむと体によくないから。のんびりでいいから」
と言ってくれた。
「ありがとう」
と言って、私は二階に上がった。
涙が止まらかったのは、嫌な顔をされるのだろうかと思ったら、優しい言葉をたくさんかけてくれたからだそうか。自分の感情を抑えることができず、声を押し殺して泣いていた。 でも、明日は気持ちを切り替えて仕事をしなければならない。
眠れなかった。短時間だけ効く入眠剤を飲んでも眠れない。そうしているうちに6時になってしまった。ここで寝てしまったら起きられない。
仕事の服に着替えて、顔を洗い化粧をした。時間がたっぷりあるので、丁寧に(厚化粧ではなく)化粧をした。牛乳を飲んで、さあと思ったら、まだ7時半。始まるのは8時半からだが、早く来ている人がいるかもしれないと思ってドアを開けようとしたら、鍵がかかっていた。少し経って姉が起きてきたので鍵を開けてもらい、仕事場に行った。先週一週間の動きを申し送りノートで確認したり、カルテを見たりしてから今日の仕事の準備に取りかかった。
それから、ぼちぼちと来るスタッフ達。その一人一人にお詫びを言った。
みんな、
「いいですよ、そんなこと。生身の体だから」
「誰でも何かしらあるんだから気にしないで下さい」
「何言ってるのよ。お互い様だから」
みんなが優しい言葉をかけてくれた。
ミーティングの最後に、みんなの前でまた謝った。これは姉から言われていたことだった。
ミーティングが終わった後、一人のスタッフが、 「私達は、迷惑をかけられたなんて、これっぽっちも思ってませんからね。こんなこと言うと、来なくていいよ、って思われると嫌だけど、そうじゃなくて、来てくれたらとても助かるけど、来れない時はみんなで助け合うのは当たり前ですからね」と言ってくれた。
私の代わりをやってくれた看護師も、 「仕事よりも体の方が大事だからね。大丈夫だよ。私が倒れたら助けてね」 と。もちろんとうなづき、心から感謝した。
スタッフ達は本当に優しかった。誰も真実は知らないけど、なんとなく何かを感じてる人はいるようだ。それでも、 「本当に大丈夫なんですか?」無理しちゃダメですからね」 と声をかけられるなど、なんていいスタッフに恵まれたんだろうと思った。
姉のメールが頭をよぎったが、今日の私は冷静になっていた。 私に厳しいことを言ってくれるのは姉しかいない。厳しさを教えてくれるのは本当の姉妹である姉しかいないのだと思った。
利用者さん達が一人二人とやって来た。一人一人に挨拶をして、明るい私に戻れた。
私の涙のように降っていた雨がお昼頃にあがった。
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