エル(オス猫)が死んだ!
先週の土曜日に主人の実家に行き、翌日帰って来たら死んでいた。 一番元気だったエルがなぜ?
帰って来て、エルの姿が見えないのでみんなで探した。 見つけたのは二葉だった。
泣きながら、 「エルちゃんが・・・エルちゃんが・・・・」 と言い、言葉を詰まらせた。
「エルがどうしたの?いたの?」
と聞いたら、
「ふーちゃんのクローゼットにいたから、触ったら、硬くなってる」
と言う。私は飛んで行った。 確かにエルは、死んでいて、既に硬直していた。
私はエルを抱きかかえ、
「エル〜!エル〜!」と何度も叫んだ。
実家に行く時、エルの姿だけ見えなかった。その時ちゃんと探せばよかった。 夏はいつも涼しい場所を探して寝ていて、どこからともなく出てくる猫だった。 きっとどっかにいるだろう、ぐらいにしか思っていなかった。
クローゼットのドアも開いていたし、子供部屋のドアも開けて行った。 もしもエルが出て来れないと困ると思って。 だから暑さとか、餌を食べられなくて死んだのではない。
そう言えば、2日ぐらい吐いていた。それもあまり深く考えていなかった。 あの時病院に連れて行っていれば・・・などと色んなことが頭を駆け巡った。でも、抱きかかえているエルは、動かない。すでに硬直していたから、死んだのは土曜日かもしれない。でも、実家に出かけたのはお昼過ぎで、朝は確かに生きていた。
あまりにも突然の死だった。猫の寿命は長くても10年と言われている。エルは3年。短すぎるよ。
二葉も一生も順番にエルを抱いた。死んでいるのに、二人とも嫌がらず、涙を流しながら頭をなでていた。
エルもモコもジジもかわいいと言葉では言っていたが、本当は私にとってエルは特別な存在だった。私にとてもなついていたし、家に帰ると必ず出迎えてくれた。 実家から帰った時、出迎えてくれないので、 「エル〜〜!」と呼んでみたが、姿を見せなかった。
「エルは恋人」と言って、二葉によく「不倫だ〜」と言われていた。それだけ、かわいい存在だった。体は大きいのに、怖がりで、雷の時は誰かのそばにくっついていた。
最近は暑いせいか一緒に寝ていなかったのに、先週の木曜日私が熱を出し、激しい関節痛と闘っている時、エルはそばにぴったりくっついて寝てくれた。私が苦しんでいるのがわかるのだろうか?と思った。5時頃トイレに行ったら、歩いたせいか 吐き気がしてきて苦しくなった。するとまたエルがやって来て、一緒に寝てくれた。
エルは自分の命が長くない事を知っていたのだろうか。
今、私は子供を亡くした気分だ。 たかがペットと思われるかもしれない。でも、エルは家族だった。エルだけじゃない。他の猫達も。まだ日が浅いせいもあり、エルの死を受け止めることができない。いつも動悸がして、焦燥感に押しつぶされそうになっている。
二葉が言っていた。 「よくドラマで『お父さん、寝ているだけだよね。目を開けて』と言っているシーンを見るけど、死んだんだからしょうがないじゃない、って思ってた。でもあの気持ちは本当なんだね」って。
「夢なら早く覚めて欲しい」と一生は言った。そして、私が嘆き悲しむ姿を見て、 「子供は親より先に死んじゃいけないんだね。一生は絶対にお母さん達より先に死なない。二葉も死んじゃダメだよ」と。
その晩、私はエルと一緒に寝た。本当に眠っているような死に顔だった。時々頭をなでては夢であって欲しいと願った。なかなか眠れず、2時間ぐらい眠った。起きたらやはりエルが死んだことは現実だった。
昨日、火葬をしてもらいに行った。エルが食べていた餌と、白いお花を一緒に入れた。その他に、そこで売っているものがあり、 「エルは体は大きいけど、臆病だから剣を買って入れてあげよう」と主人が言った。その剣をエルの手に持たせた。
みんなでエルへのお別れの言葉や感謝のことばを書いて、その手紙も入れた。
たった3年の命だったけど、楽しい日々をありがとう。死んだ時かわいそうだから、ペットは飼わないという人がいる。でもエルはたくさんのことを教えてくれた。子供達にもいい教育になったと思う。
エルと暮した日々をいつまでも忘れない。
↑寂しいのでなんか書いてください。
|