うつ病で摂食障害などを抱える看護師。色々あるけど、生きて行くのだ!

2004年08月17日(火) エルが死んだ!

エル(オス猫)が死んだ!

先週の土曜日に主人の実家に行き、翌日帰って来たら死んでいた。
一番元気だったエルがなぜ?

帰って来て、エルの姿が見えないのでみんなで探した。
見つけたのは二葉だった。

泣きながら、
「エルちゃんが・・・エルちゃんが・・・・」
と言い、言葉を詰まらせた。

「エルがどうしたの?いたの?」

と聞いたら、

「ふーちゃんのクローゼットにいたから、触ったら、硬くなってる」

と言う。私は飛んで行った。
確かにエルは、死んでいて、既に硬直していた。

私はエルを抱きかかえ、

「エル〜!エル〜!」と何度も叫んだ。

実家に行く時、エルの姿だけ見えなかった。その時ちゃんと探せばよかった。
夏はいつも涼しい場所を探して寝ていて、どこからともなく出てくる猫だった。
きっとどっかにいるだろう、ぐらいにしか思っていなかった。

クローゼットのドアも開いていたし、子供部屋のドアも開けて行った。
もしもエルが出て来れないと困ると思って。
だから暑さとか、餌を食べられなくて死んだのではない。


そう言えば、2日ぐらい吐いていた。それもあまり深く考えていなかった。
あの時病院に連れて行っていれば・・・などと色んなことが頭を駆け巡った。でも、抱きかかえているエルは、動かない。すでに硬直していたから、死んだのは土曜日かもしれない。でも、実家に出かけたのはお昼過ぎで、朝は確かに生きていた。

あまりにも突然の死だった。猫の寿命は長くても10年と言われている。エルは3年。短すぎるよ。

二葉も一生も順番にエルを抱いた。死んでいるのに、二人とも嫌がらず、涙を流しながら頭をなでていた。

エルもモコもジジもかわいいと言葉では言っていたが、本当は私にとってエルは特別な存在だった。私にとてもなついていたし、家に帰ると必ず出迎えてくれた。
実家から帰った時、出迎えてくれないので、
「エル〜〜!」と呼んでみたが、姿を見せなかった。

「エルは恋人」と言って、二葉によく「不倫だ〜」と言われていた。それだけ、かわいい存在だった。体は大きいのに、怖がりで、雷の時は誰かのそばにくっついていた。

最近は暑いせいか一緒に寝ていなかったのに、先週の木曜日私が熱を出し、激しい関節痛と闘っている時、エルはそばにぴったりくっついて寝てくれた。私が苦しんでいるのがわかるのだろうか?と思った。5時頃トイレに行ったら、歩いたせいか
吐き気がしてきて苦しくなった。するとまたエルがやって来て、一緒に寝てくれた。

エルは自分の命が長くない事を知っていたのだろうか。

今、私は子供を亡くした気分だ。
たかがペットと思われるかもしれない。でも、エルは家族だった。エルだけじゃない。他の猫達も。まだ日が浅いせいもあり、エルの死を受け止めることができない。いつも動悸がして、焦燥感に押しつぶされそうになっている。

二葉が言っていた。
「よくドラマで『お父さん、寝ているだけだよね。目を開けて』と言っているシーンを見るけど、死んだんだからしょうがないじゃない、って思ってた。でもあの気持ちは本当なんだね」って。

「夢なら早く覚めて欲しい」と一生は言った。そして、私が嘆き悲しむ姿を見て、
「子供は親より先に死んじゃいけないんだね。一生は絶対にお母さん達より先に死なない。二葉も死んじゃダメだよ」と。

その晩、私はエルと一緒に寝た。本当に眠っているような死に顔だった。時々頭をなでては夢であって欲しいと願った。なかなか眠れず、2時間ぐらい眠った。起きたらやはりエルが死んだことは現実だった。

昨日、火葬をしてもらいに行った。エルが食べていた餌と、白いお花を一緒に入れた。その他に、そこで売っているものがあり、
「エルは体は大きいけど、臆病だから剣を買って入れてあげよう」と主人が言った。その剣をエルの手に持たせた。

みんなでエルへのお別れの言葉や感謝のことばを書いて、その手紙も入れた。

たった3年の命だったけど、楽しい日々をありがとう。死んだ時かわいそうだから、ペットは飼わないという人がいる。でもエルはたくさんのことを教えてくれた。子供達にもいい教育になったと思う。

エルと暮した日々をいつまでも忘れない。






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