| 2003年12月16日(火) |
私がオヤジとジルバを踊った理由 |
入院中に、ジルバを踊ってました。しかも毎日のように。
入院患者の中に、一見ヤクザ風のオヤジがいました。笑うと、歯が一本しかないので、かわいい顔に見えます。しかも、サルに似ています。
そのオヤジが、看護学生相手に「ジルバを踊ろう!」としつこく言い寄っているんです。そのオヤジは見た目は怖いので、看護学生たちは引きつった笑いを浮かべ、(勘弁してよ〜)という表情をしていました。16〜17歳の純粋なナースの卵です。そんなオヤジとジルバを踊るなんてかわいそう・・・・そう思った私は、
「私が踊るよ」
と言っちゃったんです。もちろんジルバなんて踊れません。
「教えてやるから」
という言葉に乗せられて、まず両手をつなぎました。
「真赤なバラと真赤なハイヒール〜♪」
オヤジは歌います。
「ハイ、ここでクルクル回る。次は逆にクルクル回る」
とオヤジは教えてくれます。
「結構いい線いってるよ。筋がいい」
なんてオヤジに言われても、あんまりうれしくないのですが・・・・。
その日以来、毎日・・・・
「こゆきちゃん、ジルバを踊ろう!」と言うのです。
どうせ踊るなら、回った時にスカートがふわ〜となった方がいい、と思い、 「着替えてくるね」←結構楽しんでるやん。
着替えてから、ふと見るとオヤジはパジャマですーー;
ジルバと言っても、オヤジが教えてくれたその一曲だけです。一日に三回ぐらい踊ることもあります。
みんなに、
「よく付き合えるよね〜」と感心されてました。
だけど、このジルバがいい運動になるんです。看護学生を守るため、そして痩せたいために踊ったジルバでした。
そのオヤジは、顔は怖いけどいいヤツでした。
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