瞳's Cinema Diary
好きなスターや好みのジャンルにやたら甘い、普通の主婦の映画日記。
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2006年03月10日(金) 「サマータイムマシン・ブルース」

2005年日本 監督本広克行
キャスト  瑛太 上野樹里 与座嘉秋

面白かった〜!!
受験が終わった息子と一緒に見ましたが、彼も気に入ったようです。

夏休み、ある大学のSF研究会の部室。突然現れたタイムマシーンに彼らが考えたことは、昨日に戻って壊れたクーラーのリモコンをとってくること!
いやぁ・・可笑しい。何それ〜って思うけど、でもわかるような気もする。得体のしれないもの・・何年も前にさかのぼるのは怖いし・・昨日くらいになら・・って思っちゃう。(SF研にしてはと〜っても志は小さいけど・・笑)

冒頭に現れる不思議なシーンの数々が、後半だんだんと解明(?)されていくさまはやっぱりタイムマシーンものの面白さ!ですよね。
だけどねぇ・・ビダルサスーンは何でしょ?(爆)なぜ、彼、ビダルサスーンなの〜(笑)
舞台が夏!っていうのが、またぴったりなんですよね。もちろん、クーラーの時期だから夏でなくてはならないんだけど、夏・・・青春・・若さ・・学生・・・友情・・恋・・そして冒険・・そしてそして・・戻らない季節・・って・・ね。
楽しくて、可笑しくて、ハメ外して、でもどこか切ないような、そんな季節にぴったり・・ですよね。

SF研究会、楽しそう〜。あの部室のあの環境・・。夏休みでも毎日来たくなるの、分かりますよね。
部室に置いてある、グッズや飾り物・・あのペンギン(?)のあの表情がなんともいえないよね。
ロケはオール香川県ロケって聞いたのですけど、大学は四国学院大学・・でしょうか。あの部室・・もそうなのかしら?
75番札所善通寺でしたね、あのお寺。うどん探検隊で前に行きましたよ〜。
名画座や、薬局、街並みがレトロな感じで、素敵でしたよね。

研究会の学生たち・・みんな、もうなんていうか、オバカやってて・・時々突っ走たり・・するけれど。なんだか可愛いくて可笑しくて。
自分もまた学生に戻りたくなりましたよ、わいわいやりたいなあって。
そうそう、全然未来人に見えない「田村君」いいキャラでしたね。「失礼な人ばかりですねぇ」ってほんわか・・言うんだよね。なんだかこのセリフ・・ちょっと癖になりそう(笑)それにしても、未来の大学生たち・・なんであんなにおじさん風で、しかもあのファッション〜(笑)

かっぱの謎も解明されたし、全ては無事に収まった・・ミッション完了!でしたけど・・でも最後に明かされた「未来の世界」がひとりの男の子にはちょっと切ない・・ものだったりしたのが・・また「夏」って感じでしたね〜。

う〜ん、これDVD欲しかったり・・しますねぇ。





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