| 2004年01月25日(日) |
「アバウト・シュミット」 |
2002年アメリカ 監督アレクサンダー・ペイン キャスト ジャック・ニコルソン キャシー・ベイツ ダーモット・マルロニー ホープ・デイヴィス ハワード・ヘッセマン レン・キャリオー
保険会社「ウッドマン」で保険経理人として部長代理まで務め上げたシュミット。定年退職し、第2の人生が始まったのだが・・・。
仕事人間だった男性の退職後の人生って、こういう感じなのでしょうね。さあ、何をしようかって言っても、これといってすることもなく。キャンピングカーは買ったものの、妻ほど喜ぶ気にもなれなくて。 後任の部長代理の「いつでも会社に寄ってください」の言葉は、ただの社交辞令だったことに気づき、自分の書類がゴミと化しているのを見て。 いったい自分は何をしてきたのだろう、これから何をして生きていくのだろう。
定年、突然パートナーを無くした悲しみ、娘の結婚・・老いてゆく自分。孤独な気もちを押し隠して旅に出るシュミット。しみじみ・・ほのぼの行くのかなって思ったら。どことなく、可笑しくて、やっぱり(ニコルソンは)アクが強い。どこか、なにかありそうなのだもの。
シュミットが、(養父として)孤児ンドゥクにあてて書く手紙がなんとも面白い。 決して普段は口には出さない、周りに対する愚痴や不満など溜まっているものが溢れるように出ていて!しかも物語のナレーション的な役割も果たしていて。 強烈だったのはトイレのシーン。妻に禁止されていた立ち・・・(ちょっと書けません汗)を思いっきりーー!!
娘の婚約者の家族との出会い、凄いね!キャシー・ベイツ。ニコルソンと並んでも負けてないわー。二人でジャグジーなんてーー!!まあ・・・見事な2ショットでした。でも・・・娘の相手・・こんな髭の男・・私だって嫌だわ(ごめんよぉ・・・だって〜〜どこがいいんですかい・・)。 でも自分の気持ちを押さえて父親としてのスピーチ。はぁ・・なんとも親も大変だわね・・
ラストのシュミットの涙には、こちらも思わず一緒に涙していました。 飾り気の全く無い、淡々とした、けれど、静かで暖かい、素敵なラストでした。
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