| 2003年02月09日(日) |
「オールアバウトマイマザー」 |
1999年スペイン 監督 ペドロ・アルモドバル キャスト セシリア・ロス マリサ・パレデス ペネロペ・クルス
男の子を持つ母としては、キツイ展開でした。母(マヌエラ)と息子(エステバン)がとても素敵だったから。 で、涙目で見ていた私ですが、マヌエラがバルセロナへ旅立っていろいろな人たちと出会っていくうちにどんどんこの映画に引き込まれていました。 出てくる人たちは、みんなどこか変わっている人たちばかりですが、みんな懸命に生きている姿に力強さを感じました。特にアグラート。女性になった彼の舞台でのシーンは、魅力的でした。あと、シャネルのスーツのシーン。「シャネル、本物なの?」ってマヌエラが聞くと「まさか!世界は飢えてるのよ」って答える。カッコいいわあ〜(笑)
最後息子の父親に再会する場面では、思わず涙が・・ でも、悲しい涙ではなかったです。悲しいけれど、良かったなあって感じながら涙が出ました。
作品の中に二つの映画が登場します。「欲望という名の電車」と「イヴの総て」 「イヴの総て」は観たことがないので気になりました。ぜひ、観てみたいわ。
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