友人からの知らせに、慌てて出国した。 挨拶もろくにしていない。 とにかく彼女が呼んでいるからには帰ろう…と思った。
けれど。 慌ただしく出国の手続きをしている間も、そして今も、私の頭に疑問符が浮かばないわけではなく。 むしろ疑問符はいっぱいで。
最悪の場合を想定して出国した。 まだ全ての結論が出ているわけではないらしいのだけど、そんなに簡単に良いほうへ転じるとも思えないし。 もしもの場合にほんの少しでも力になれるならと。
けれど…。 結局のところ私は故郷に留まるつもりがなく。 私をロギオンに招いてくださった方への書き置きにも、すぐに戻ると記してきた。 いつでも疑問符があるから。 留まることに疑問を覚えるから。 だからベルヌの国王選挙が終わった時、帰郷ではなく旅を選んだのだし。
信頼はどうやって作られるのだろうね?
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