*Fine Diary*
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2002年06月19日(水) 究極の選択

重い話題でごめんなさい。


この二日間・・・私たち家族は究極の選択をせまられていました。
手の施しようのないほど病状が進んだ患者の最後をどう考えるか・・・
今いる病院でできるだけの治療を施して家族の手で看取るか。
最新設備の整った病院で最後の希望にかけるか・・・ただし手術が不可能だから今一時的に命をとりとめてもどの道 同じだという説明がありました。

医師からも「生きる」ということと「活かす」ということは違うんだよといわれます。
もうひとりの医師からは「できるだけの治療をするべきではないか」といわれます。

ほんとうに究極の選択です。
どちらも患者にとっては苦しいです。
医療従事者の方々個人個人の意見も違います。
現場の医師でさえ・・・この問題には答えが出せない。正解もないのです。
ましてや情のからむ家族ならなおさら・・・・
親族の間でも意見はわかれます。

でも義母の命の火はいつまでもつかわからない。
選択を先送りすることはできません。

時間に制限がある以上・・・
私達は良かれと思う選択をしました。

それが義母にとってよりよい選択であることを祈ります。


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