■ 豆文 ■
 2003年04月26日(土) 【 参考資料人物紹介(花鳥風月編) 】

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 ※ネタバレには御注意下さいませ。


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カトリ・クレイバー
 →主人公、男性。32歳。フガツの父親なのだが、フガツ本人にはそれを隠して生活をしている。その理由は、過去に犯した事件が影響(ミツキ紹介参照)
 性格はフガツが絡むと非常に親バカ。それ以外ではすぐさま折れそうな程に繊細。生まれつき左耳が聞こえないのだが、それを知る者は少ない。
 職業は小説家。けれど、自分が最も書きたかった事を書き終えてしまっている為、今後どうしたら良いのかぼんやりと考えている。


■フガツ・キャーザメリア
 →カトリの娘。15歳。母であるミツキの死後、アルバイトをして生活していたのだが、ある日カトリが目の前に現れ半ば強引に同居生活が開始される。外見はミツキに似ているのだが、薄い紫の目の色と利き腕(左)だけはカトリと同じ。カトリの事は『面白い良い人』と認識している。
 実は料理が下手なのだが(※盛り付けだけは非常に上手い)唯一彼女の料理を日常で口にするカトリが親バカな為、その事実に気付いていない。カトリにしてみたら最愛の娘の料理は実は自分の方が遥かに上手であろうが最高の味のようだ。


■榊原 柾木(サカキバラ マサキ)
 →カトリの友人兼主治医である女性。29歳。街の片隅で、小さな診療所を経営している。カトリが過去に犯した事件により精神不安定になってしまい、それに困ったケルツディアがマサキの父親のつてを使い、マサキの元へ連れてきた事が出会ったきっかけ。現在は純粋に友人の症状を治したいと思っている。付き合いは彼女が16歳くらいの頃からという長さ。
 性格は冷淡冷静で、口調はやや高圧的だが、時々それが崩れる模様。頭を使う事以外は割と苦手なものも多い。


■日暮 戒(ヒグラシ カイ)
 →カトリの親友。32歳。マサキと同様にカトリを救いたいと思っている者の1人。カトリの家の合鍵を所持し、電話にも出て、キッチンの勝手も知っている。
 マサキに惚れ込んでおり、日々ストレートすぎるアタックを繰り返しているのだが効果は見られず。だがそれでも幸せらしい。実はマサキにしてみたらまんざらでも無い様子なのだが、まさかそんな事があるはず無いと勝手に思い込み、『いやぁマサキを振り向かせるのも大変だ』と思っている。
 カトリにとってはマサキ同様、非常に大きな支えとなっている人物。


■ミツキ・キャーザメリア
 →フガツの母親。カトリと出会い結ばれるが、それを良く思わなかったケルツディアが彼女を消そうと動いた。しかし、その刺客を逆にカトリが殺害してしまう。
 のちに妊娠している事が分かり、父親が犯罪者である事実を知られたくないカトリはミツキと別離した。
 綺麗な黒髪が特徴的で、フガツはそれを受け継いでいる。フガツ曰く、『最高の母親だった』
 数年前、風邪をこじらせ他界。


■シオン・カルヴァート
 →26歳。ミツキとは互いに姉弟であると言っていたけれど、実際に血が繋がっている訳では無い(やくざさんが義兄弟の契りを交わすのと似たような/例えが悪い)。幼い頃からミツキに恋愛感情を抱いており、その為カトリの存在には苛立ちを覚えていた。カトリが刺客を殺害した際に現場を目撃している。
 ミツキの事はずっと引きずっており、フガツと出会った事でカトリになんらかの復讐をしようと考えているようだ。


■ツキヤ・ケルツディア
 →カトリの父親。彼らの住む街の統括者である男。カトリは父親を嫌い、母親の姓クレイバーを名乗っている(母親はすでに他界)
 自らの地位を守る為にカトリの過去の犯罪を隠蔽し、カトリに監視を付け、時々マサキの元を訪れて様子を尋ねているようだ。
 性格は、マサキとはまた違った意味で冷淡。溶けない氷のような男。


■キリト・ウィンデル
 →ケルツディアがカトリの監視役として指名した青年。しかしキリト自体はカトリの生き方に同意し、カトリに不都合の無いような報告を行っている。
 自分ではカトリを救えないからと、フガツや日暮、マサキ達にそれを託している。自分ができる事は、とにかくケルツディアの目からカトリを守る事と思っているようだ。


■オルグレン・ティティ
 →カトリの担当者である不憫な青年。カトリにすれば『オルグレン君』と呼んで可愛がったりからかったりしているのだが、当のオルグレン君が欲しいものはカトリからの愛情表現ではなく、期限内の完成原稿である。
 よく日暮に励まされている。そしてどうやら彼女持ち。


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 NEXT→DESERT SOUL(メインキャラ)編。


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