SO CRAZY!  byサクライ和泉


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賞味期限はあと10ヶ月     2003年01月24日(金)

19になって、2ヶ月がたちました。
いろいろありました。
家を出たり、キャバクラで働いたり、ピンサロで働いたり、ヘルスで働いたり、警察へ駆け込んだり。
毎日が、濃いです。


彼への想いはどんどん大きくなるばかりで、独占欲があたしを支配しようとしています。
彼の名前を呟くだけで、濡れてしまいます。
もう、病の域ですね。


二十歳になる前に、本を出版したい・・・。
そういう意味でも賞味期限に追われてびくびくしてる毎日です。
壊れた「家族」というものがどんなものか。
よく、父親の背中を見て子供は育つというけれど、その時父親と呼べる人間は居なかった。


原稿も書きたいけれど、学校へ行くための資金を貯めたい。
そのためにしゃかりきになって働く毎日。
仕事でも、「19」と言えるのも10ヶ月間。


二十歳になったら自由に成れるけれど、よほど味がないとやっていけないだろう。


今日はなんて静かな日なんだろう。


最近疲れてばかり居る。
今日は、休養日。
10ヶ月で何が出来るか考えてみる。


おへその調子はあまりよくない。
まるであたしの内面を映し出しているかのようだ。
「あたしにはあなたよりだいじなものがある
 あなたにはあたしより大事なものがある」
彼を一番に想いたい。
でも、譲れない一線がお互いにある。
あたしは今まで母親や兄や宗教や・・・いろいろなものを受け入れすぎたのだと思う。
受け入れるのではなくて、突き放して理解する。
彼はそんなスタンスを取っている。
突き放して、という言い方は少しきついかもしれないけれど。


あたしが母親と電話越しに口論するのを目の当たりにして、
彼は悲しそうな顔をした。
あたしは、わざと見せ付けた。
理想なんて抱かせたくないから。
今、「血族」に気を許す気は全くないから。


あと、どのくらい一緒に居られるのだろう?
考えたくないけど考えてしまう。
そんなことを考えていると気が狂いそうだ。
「来年こそは引っ越すぞ」と彼は言ったが・・・この狭い部屋で暮らしていけるの?!
ある程度の距離が必要なときが、近づいてきているのに。
気持ちが遷ろうことを体感したことがない彼だから、仕方ないのかもしれない・・・。
まっすぐで、やましい世界のないかれだから・・・。




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