いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2015年05月07日(木) 本日の嬉しいこと2連発!

 連休明けの今日は嬉しいことが二件あった。

 1件目。夜6時すぎ、そろそろ事務所を閉めようとしていると、入口に見覚えのある男性が立っていた。「おうM君、どうした。入れよ」と招きいれた。今年の年初までわが事務所で働いていた彼だった。ある事情で退職した。

 退職時には「がんばれよ!ただし、自分が定職について家族や他人に誇れるようになるまでは、保守活動はするなよ。そうじゃないと、生活保護で一生暮らすことになるからな。定職に就いて、いつか、ざまあ見ろ、と訪ねてきてくれ」と、聊か辛辣な言葉で見送った。

 私の悪い癖で、つい正しいことを言ってしまう。今回執拗にネットで私を攻撃してくる二人も同様にわが陣営を去った時に、同じ言葉で送り出したが、その言葉に逆恨みをしているようで、本当に残念で仕方がない。

 さて、彼、M君、再就職が出来たので報告に来たそうだ。背広の襟には誰もが知っている大企業のバッチが誇らしげについているではないか。「おお!●●に就職したんだ!おめでとう!」と祝意を示した。

 彼によれば、3年間は契約社員で3年後に正社員になれる特別な制度での入社とのこと。彼の離職は、実はいささか残念だったので、今日の訪問は本当に嬉しかった。厳しく言い過ぎたかな?成果を急ぎすぎたかな?など、自らの厳しい指導により彼が退職したのでは、とずいぶんと心配したのだった。

 退職時に「ざまあ見ろと訪ねてきて」と言った私の言葉を覚えていて「まだ、ざまあ見ろには程遠いですけれど、ご報告にきました。」と言う。出てけ!と私に言われるのを覚悟で来たとも。私は、そんなに怖いのかな。

 いや、嬉しい!よかった。よかった!彼の2歳になるお子さん、奥様もさぞかしお喜びだろう。精神的にも安定しているのは、ふくよかになった顔つきと、一寸ベルトを超えているお腹が現している。「よし!3年たって正社員になったら又来てくれ!呑もうじゃないか。がんばれ」と、送り出したが、本当にうれしい訪問だった。

 二件目は、帰宅して届いていた手紙だ。達筆な文字、差出人は種子島からだ。あけてびっくり、警視庁所轄署の刑事課長代理だったKさんからだ。愉快で豪快な、そうマンガの亀有署の両津さんのような方だった。

 彼と知り合ったのは、所轄署の制服警察官のあるまじき行動や、警察署窓口のOBのとんでもない行為に、私が苦言を呈したことがきっかけだった。それぞれ、地域課、会計課が所管の事案だったが「政治がらみ」はすべて、刑事課知能犯担当課長代理の知ることになる。

 Kさんから、その都度私に電話があった。「センセイ!色々と申し訳ない。改善していくから、今後もどしどし教えてほしい」そんな内容だった。そして、何回かお酒もご一緒した。(むろん、割り勘!)人懐っこい彼は、飲むとさらに楽しくなる。2年ほど前に地元所轄署から多摩地区の警察署に転出されて、とても残念だった。

 そして、今日のお手紙。3月31日に警視庁を定年になり、故郷である種子島で晴耕雨読の生活をしている、警察官として多くの事案を担当出来たことを誇りに思う、と書かれていた。幸せな警官人生だったと謝辞も述べられている。

 さらには、今後は警視庁刑事だった経験を生かし地域の発展、安全、安心な街づくりに微力ながら協力していきたい、と結ばれていた。

 所轄の刑事課長代理と議員、場合によっては公職選挙法違反で、被疑者と逮捕した警官という立場になる可能性もあった方から(そんなことは全くないが、立場的に)、第二の人生スタートのご挨拶を頂戴できたこと、本当にありがたいことだと思う。

 M君も、元警官のKさんも、もはや私と関わることはほとんどないだろう。挨拶をしなくても、誰も咎めない。が、訪ねて来てくれた。お手紙を下さった。なんてありがたいことだろう。

 お二人のこれからの人生に幸あれと祈り、素敵な気持ちにさせて頂いた感謝を述べたいと思う。ありがとう!


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