いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年05月14日(日) 国家の尊厳よりも商売かよ!経済同友会&経団連

 そもそも大企業のサラリ−マン社長と、中小企業の社長を同じ『経営者』という括りにして欲しくない。そりゃ、ご幼少のころから偏差値を気にして、いい大学に入り、出世街道を勝ち抜いてきた実績は偉いと思う。が、人の幅、つまり名刺の肩書きがなくなった時、どれほどの友人が残るだろうか。

 中小企業の社長は、全財産を事業につぎ込み、事業が破綻すれば、財産もなくなり、場合によっては家族をも失う。真剣さと人間臭さが別世界であると思う。

 さて、その出世街道を勝ち抜いてきた面々が、なんともバカなことを言い出した。それは、小泉首相の靖国参拝についてである。経済同友会は、9日、靖国神社参拝反対を賛成多数で可決したのだ。70名の幹事のうち反対は11名、是非心ある日本国民は、反対した11名の会社の製品を徹底して買おうではないか。

 昨年には、経団連の奥田会長、富士ゼロックスの小林最高顧問も同様の発言をしている。我が尊敬していた政治家、小沢一郎氏も民主党代表就任後、A級戦犯合祀反対、というとんでもない発言をしている。

 これらの人々に共通しているのは、国家の尊厳より、自らの利益を優先している点だ。奥田氏は『国益』と言っているが、それは国益ではなく、自らの会社を含む財界の利益を指している。小沢氏のA級戦犯分祀説も決して彼の持論ではないと思う。まったく思想信条の違う横路氏や旧社会党と手を組んで『政権交代』を実現させるための便法であろう。

 私は今『改革110番』という会派を名乗っている。世の中も、改革ブームだ。しかし、変えていいものと、変えてはいけないものがあるはずだ。国家の尊厳、国家の伝統文化、皇室の歴史などがそれだ。

 どんなに、世の中が変化しようが、国家の尊厳は守らねばならない。

 経団連、経済同友会、この二団体加盟の企業からの政治献金は辞退する、と宣言するような男が、自民党の次期総裁になったら、私は土下座して自民党に入党してもいい。

 ふざけるな、経団連!ふざけるな経済同友会!


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