いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2006年04月11日(火) 『おい!コラ』だと?交通警察官。ふざけるな!

 お役人の、おかしな権限意識はまったく困ったものである。納税者自らが行うべき事柄を、それぞれの専門職たるお役人に、委任している、という感覚が欠落している。

 まだ、行政職であれば弊害も少ないが、強制権を持つ公務員は話がややっこしい。身近なところでは、警察官は好例であろう。以前、地元交番の、言葉遣いも丁寧、優しい若い警察官に駐車違反で取り締まられて、あまりの感じのよさに、警察署長に『礼状』を送った話を日誌に書いた。

 最近の若い警察官の、接遇態度は格段によくなり『おいコラ』警察のイメージ刷新に大いに寄与している。区役所でも、若い職員の接遇やら敬語はとてもよくなっているが、どうにもならない職員が多いのは団塊の世代である。

 さて、今日は久しぶりに、この勘違いの典型『おい!コラ』警官に遭遇し、交差点上で彼に説諭(?)した。

 場所は、区内某所の我が店舗前の都道上である。両替金を会社の金庫に入れるために、ハザードランプを点滅させて停車すると、けたたましい笛と『おいコラ!』という罵声が飛んできた。

 近くの交差点で、交通安全運動のために交通整理をしていた団塊世代の交通警察官である。私が停車した場所は、『駐停車禁止場所』ではないが、交差点に近く、バス停に近くグレーゾーンだった。

 とりあえず、彼が気に入るであろう場所に停車して、わざと大声で手を上から下に『見下したように』おいで、おいでと彼を歩道上に呼んだ。このような場合、変な権力意識を持っている木っ端役人(この場合は警官)には、わざと、大袈裟なぐらい偉そうな態度を取ると、相手は小さくなるのが、彼らの習性である。

私:今、おいコラ!と言ったね。謝れ。
警官:言っていない。そこにとめる運転手さん(私)が悪い。
私:両替金を届ける1分の時間も駐車違反かい。中小企業を潰す気か。
  まあ、それでは、とめたことは悪かった。謝る。しかしだ、このような  時代に警官が『おい、コラ!』はないだろう。謝れ!
警官:悪かった。謝る。

 とまあ、このようなやり取りの後、にこやかに彼と別れた。(勿論、議員であることなど言っていない。)

 私は、警官、消防官など自らの生命を危険にさらして、国民の安全を守ってくれている公務員には、特別の敬意を持っているつもりであり、我が経営している飲食店では、これらの方々はワンドリンク無料にしているぐらいだ。また、ある程度、横暴に出ないとなめられてしまう人種も相手にするだろうことも理解できる。

 が、しかし、このような勘違いはいけない。ついつい制服を着て、拳銃を持っていると、皆ペコペコする。なんとなく、自分が偉くなったような気になる。言葉が粗暴になる。という構図であろう。

 これは、何も警官に限ったことではない。教員や先日書いた医師、議員や、区役所上級幹部などにもこれらの勘違いがおきる可能性がある。心しなければなるまい。


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